日本で発売されているバスケットボールシューズでは、2つのメーカーがほとんどを占めており、
それが アシックス と ナイキ です。
特にアシックス に関しては、男性プレーヤーで50%以上・女性プレーヤーは90%以上が着用しており、国内シェア NO.1ブランドとなっています。
それに追随するのがナイキ(ジョーダン)で、デザイン性やブランドイメージで人気がありますが、シェアに関してはアシックスに大きく差を開けられており、その差を埋めるべく近年はレディースプレーヤー向けのシューズを発売しています。(2023年11月現在)
そんなアシックスとナイキのバッシュですが、どのような違いがあるのでしょうか?
バッシュの2大ブランドである、アシックスやナイキについて細かく説明していきます。
asics アシックスのバッシュについて
アシックスのバッシュの特徴
アシックスを代表するシューズといえば GELHOOP(ゲルフープ)・GELBURST(ゲルバースト)が挙げられます。
アシックスは初めて手掛けたスポーツシューズがバスケットボールシューズということもあり、バッシュとアシックスは歴史の長いブランドです。(アシックスの歴史より)
そのこともあり日本のバッシュ人気の不動の地位を確保しています。
それではアシックスのシューズの特徴のメリット・デメリットを見ていきましょう
アシックスシューズのメリット
- シューズ前足部分が広かったり、土踏まず部分が整形されており履きやすい
- 前足部分の屈曲性があり動きやすい
- かかと部分が硬く、ケガ防止になる
- グリップが抜群
- 同一モデルをを履き続けることができる
→例えばゲルフープV14→V15と新しくなるときも、マイナーチェンジはあれど、ガラッと変わってしまうことが少ない。気に入っているモデルを履き続けることができる
ナイキやアディダスなどの海外メーカー、特に選手モデルといわれるシグニチャーシューズはモデルが新しくなると、見た目から何からガラッと変わってしまうことが少なくないです。
- ジュニアモデルもしっかりしている
→ジュニアモデルのシューズで、サイズ展開やシューズの構造もしっかりしている
他メーカーはジュニアモデルになると一気に質が落ちてしまうものが多い
- 比較的どのモデルも手に入れやすい
→限定モデルなどがあまりなく、専門店はもちろん量販店でも品揃えが多くどこでも買いやすい
アシックスシューズのデメリット
- クッション性が弱い
→ナイキなどのブランドに比べるとクッション性が弱い。ナイキのエアと同等のクッション性を持たせようとするとGELでは重くなってしまう
- デザイン性・カラーバリエーションが少ない
→そもそもプレーヤーが学生層がメインということもあり、白色ベースのシューズが多くなってしまう。
そのため、カラーのバリエーションが少なく、デザインが短調なものがほとんど
NIKE ナイキのバッシュについて
ナイキのバッシュの特徴
ナイキブランドとジョーダンブランドのバッシュを合わせて「ナイキのバッシュ」というように一括りで表現しています。
ナイキはそもそも、米国でのアシックスシューズ販売(当時オニツカタイガー)の販売から始まっているメーカーというのもしっていると面白いですね。
詳しい話はこの本を読んでもらうと面白いのでこちらの本はオススメです。
ナイキバッシュのメリット
・クッション性が良い
→クッション性はナイキのエアが随一。シューズメーカー各社のクッション材を同じだけ用意して性能を比べた際に、ナイキが一番だったというデータも。
・デザイン性がよい、色数も豊富で鮮やか
・あこがれの選手と同じモデルのシューズが履ける
ナイキバッシュのデメリット
・前足部分の屈曲性がない、硬い
・グリップは少し滑るような感覚がある
・モデルがコロコロと変わる
→上記した通り、モデルが変わるとガラッと変わってしまうことも少なくない。カラーもたくさん出て1カラーあたりの流通量が少ないので、気に入ったモデル・カラーがあってもすぐなくなってしまう。
・手に入れにくいモデルがある
→とにかく限定モデルが多い。実店舗では置いておらず、ほぼ NIKE.COM でしか買えない品番も多い。
・ジュニアモデルのバッシュは性能がイマイチ
さいごに
いかがでしたでしょうか?
アシックス・ナイキシューズのメリット・デメリットを書いていきました。
自分の中では、中学・高校生プレイヤーのようなケガを予防しつつしっかりとプレーしたいプレーヤーはアシックス、ある程度体も出来上がっていて力のあるプレーヤーはナイキを履くのが良いのではないかとざっくり思っています。
もちろんアシックスの中でもクッション性が良いモデルや、ナイキの中でも学生におすすめのモデルなども出てきています。
それぞれの細かいシューズのレビューはこのブログの記事を参考にしていただけたらと思います。
みなさんのシューズ選びの参考になれば幸いです。
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