シューズを選び上で大切なポイントを書いています。
ぜひ参考にしてください。
そもそもシューズを履くということとは?
バスケットボールに限らず、スポーツシューズを履く役割として、
シューズを履く人の足を守る
シューズを履く人の力を100%発揮させる
上の2点が挙げられます。
シューズを履くことで小石やガラスなど素足では危険なものから足を守ることができます。
さらには、シューズにはそれぞれ機能がついており、それによって履く人の力をしっかりと発揮させてあげることができます。
シューズ選びの前提
足に合ったサイズのシューズを履く
上に書いた通りシューズを履くことで力が出せたり、ケガから足を守ることができます。
それに追加して、それぞれのシューズには機能がついています。
ただそれは、足に合ったサイズのシューズを履いていてこそ、機能します。
逆に言えば、足に合わないシューズを履いていては、自分の力を出せないだけではなく、ケガにつながってしまう恐れもあります。
店頭で接客をしていても、
「今まではこのサイズのシューズを履いていたから」
「普段履きではこのサイズを履いています」
などでサイズを選んでいる方がみえますが、そういう選び方はやめましょう。
見た目・デザインだけで選ぶのはやめましょう
またデザイン重視でシューズを選ぶのもやめましょう。
シューズのデザインやカラーが気に入ったものを履くことができれば気分も高揚して気持ちよくプレーできるかもしれません。
ただそのシューズが足に合っていない場合、プレーや足の不調につながってしまいます。
ネットでシューズを買う人も増えてきていると思いますが、可能な限り実際に試しばきをして買っていただきたいです。
大体のスポーツショップでは足のサイズ、幅など細かく測ってくれると思いますので、店員さんにお願いをしましょう。
シューズを選ぶ上で「見た目」が重要なのはわかりますが、自分がシューズをオススメするさいには「ケガをしないこと」を一番重要視しています。
どんなシューズを選べば良いのか
足の実寸から0.5〜1.0cm大きいサイズを
足の実寸・足の周囲を測りましょう。
実際にお店で測ってもらうこともできますし、最近はこんな技術で測ることもできます。
その上で、実寸よりも 0.5〜1.0cm 大きなサイズのシューズを選びましょう。
足の長さだけではなく、幅・高さ(周囲)もチェックをしてください。
かかとの固さをチェック
上記したように「ケガをしないこと」と第一にシューズをオススメしています。
そのために一番大事なことはかかと部分が固いことです。
シューズのかかと部分を横からつまんでみて、しっかりと硬くなっているものを選んでください。
・ドリブルからストップするとき
・サイドステップをするとき
など、足全体をついて体を支えるタイミングに、かかとが硬いシューズ履けば体への負担は少なくて済みます。
シューズを選ぶ際はかかとチェックを必ずやってみてください。
このサイトでのシューズレビューでもかかとチェックを行っています。
注意すべき点として、
ヒール(かかと)パーツがついているからといって、かかとが硬いとは限らない
ということです。
シューズの外観にTPUなどの素材でパーツがついているものがあります。
でも実際に触ってみると、芯が入っておらず柔らかいものが多いです。
見た目だけで判断せず、実際に自分で触ってみて確認してみてください。
体幹などしっかりトレーニングされているような人はシューズに頼らず自分の力でバランスをとることができるので、かかとの硬さはそれほど重要視しなくてもよいかもしれません。ただそういう人は少数だと思います。体が成長過程の学生や週に数回しかプレーしない一般の方などはかかとの硬さをしっかりみておいたほうが良いと思います。
前足部が無理なく曲げられるもの
走る時は前足部を曲げて走ります。
そのため、実際に履いてみて前足部分が無理なく曲げられるシューズを選んだほうが良いです。
ただ、柔かければ良いということではないので注意をしてください。
初心者のようなあまり運動慣れしていないような人は柔らかい方が良いです。
一方で、数年バスケをプレーしているような人は柔らかすぎてしまうと耐久性が足りないこともあるので気をつけてください。
いくつかシューズを履いてみて、自分に合う硬さを見つけてください。
やってほしくないこと
見た目第一でシューズを選ぶこと
上にも書きましたが、見た目で選ぶのではなく、自分の足に合うかどうかを第一に選んでほしいです。
ただ、「プレー云々よりも、見た目をかっこよくしたい」という人もいると思います。
もちろんそういう考えがあることも否定しません。
ただ、ケガをしてしまうと日常生活にも支障が出ますし、バスケもプレーできなくなったりと良いことがありません。
シューズ選びは慎重になっていただきたです。
すぐ成長してしまうから、大きめのシューズを
ミニバス・中学生くらいの子供を持つ親御さんから言われることが多いです。
バッシュは安くはないので、「すぐ履けなくなるのはもったいない」ということなのでしょう。
使う頻度にもよりますが、週に4〜5日練習していれば、バッシュの寿命は半年ほどです。
もともと実寸よりも少し大きめのシューズを履いてもらっています。
多少成長しても履ける余地はあります。
足それ以上に足が成長して履けなくなるころには、バッシュもへたってしまっていることがほとんどです。
それに大きめのシューズを履いてしまうことで骨格が崩れてしまうことが心配です。
そうなってしまえば、大人になったときにバッシュの価格以上の負担になることも予想できます。
ものを大切に長く使うことはもちろんですが、その時の足に合ったサイズを履いて欲しいです。
シューズを選ぶ際に気をつけてもらいたいことを別記事でも解説しています。
ぜひこちらも見てみてください。
合わせて読んで欲しい記事
シューズを選びが終わったら、次は履き方です。
せっかく自分にあったシューズを選んでも、履き方を間違えてしまっては意味がありません。
こちらの記事も合わせて読んでみてください。
せっかく選んだシューズもすぐダメにしてしまうのはもったいないと思います。
シューズを長く使うためにも、こちらの記事も参照してみてください。
シューズの大きさに関しては「捨て寸」という概念もあります。それに関しては別記事を参照してください。