ポジション別でオススメのシューズはあるのか?

シューズ選びの基本
スポンサーリンク

シューズ選びをされているお客様の中で「ポジションによってシューズ変わりますか?」と聞かれることがあります。

ポジションによってプレーの性質が違うので「それに合ったシューズがあるのではないか」と思うことは自然なことだと思います。

今回はそんな疑問について解説をしていきます。

スポンサーリンク

ポジション別のシューズはあるのか?

ポジション別シューズはない

さて、ポジション別にシューズがあるのかと聞かれると「ない」と言い切れます。

サムネで書いてしまっているのでこれはお気づきの方も多いかと思います。

ではなぜ「ない」と言い切れるのか理由を説明していきます。

バスケには大きなくくりで、ガードフォワードセンターのポジションがあります。

いわゆるガードは体の小さなプレーヤーが務めることが多く、センターは体の大きいプレーヤーが務めることが多く、プレーの性質も変わってきます。

そんなところから「ポジション別シューズ」という話が出てきているのかもしれません。

が、考えてみてください。ポジションでくくったときに、ミニバス(小学生)のガードとBリーグで活躍をするガードと同じシューズを履くことがあるでしょうか?

例えば、名古屋ダイアモンドドルフィンズや琉球ゴールデンキングズで活躍をしたBリーグを代表するガードプレイヤーで石崎巧選手というプレーヤーがいました。(現在はコラムでも活躍中

x.com

彼はアシックスのゲルトライフォースを着用していました。

このシューズはアシックスの中でも、重量もありかなり硬いシューズです。

それをミニバスのガードプレーヤーが履くことができるででょうか?

Bリーガーが履くには十分ですが、ミニバスプレーヤーが履くと硬くて重くて自由に動けないシューズになってしまいます。

それを考えただけでも、ポジションでくくってしまうことがいかに乱暴なことであることがわかると思います。

ガード・フォワードは速攻で一番に走ったり、ドライブを仕掛けたり、横へステップを踏んだりと動くことが多いので、グリップが良く効き、屈曲性がよいシューズが良いと言われています。

センターはゴール下での競り合いや、リバウンドでのジャンプが多いので、ソール面が広く安定するシューズ、クッション性の高いシューズが良いと言われています。

そう言われているのでポジションでシューズくくりたくなるのはわかりますが、それが番人に当てはまるわけではないので、それを分かった上で参考にする程度にはよいかもしれませんね。

スポンサーリンク

何を基準にシューズを選んでいけばよいのか?

「そのプレーヤーに合っているか」と「どんなプレーがしたいか」

ポジション別ではなく何を基準にシューズを選べば良いかというと、「そのプレーヤーに合っているか」と「どんなプレーがしたいか」によってシューズを選ぶべきだと思っています。

大前提は、そのプレーヤーの体格に合ったシューズかどうかを最優先してください。

足のサイズが合っていることはもちろんですが、無理なく前足部分を屈曲できたりかかとがフィットしていたり、履いていて違和感がないシューズを選んでください。

それを大前提として、その中で「鋭くドライブできるシューズ」や「反発性がありジャンプのサポートをしてくれるシューズ」など、それぞれのシューズの特徴をみて選んでみてください。

特に最近はポジションレスのバスケだったり、チームの戦術上求められる動きも変わってくるかと思うので、そういったことでもシューズは変わってくるかもしれません。

シューズを選ぶ際の最優先事項が「ポジションではない」ということを理解していただきたいです。

スポンサーリンク

さいごに

以上、「ポジション別でオススメのシューズはあるのか?」について解説をしてきました。

上記しましたが、ある程度ポジションによって動きの特徴が決まってくるので、ポジション別シューズはない、というと言い過ぎかもしれませんが、ポジション別でシューズを選ぶことは最優先ではなく、最後の最後、にしてください。

それよりも、自分の体格・足にシューズがっているかを最優先にしてください。

みなさんのシューズ選びの参考になれば幸いです。

 

 

タイトルとURLをコピーしました