シューズの概要紹介
加速性能を追求したソールは縦方向へのスピードアップをサポート。ジュニア専用ラストを採用しジュニアプレーヤーの足へのフィット性を追求しています。 (アシックス公式サイト)
アシックスから発売されているジュニア用シューズです。
前作のゲルインプルーブの改良版です。
ダンクショットの次に履いてもらいたい1足です。
ダンクショットと比較をしてレベルアップした素材が各パーツに使われています。
今回のモデルからサイズ展開が 20cmからとなっています。それによって多くの人に履いていただけるシューズになっていると思います。
ジュニア用のシューズですが、ミニバスプレーヤーだけではなく、これから始めるような中学生プレーヤーにも対応していると思います。
それではシューズのスペックを見ていきましょう。
シューズ のスペック紹介
品 番 : 1064A013
ラスト : ジュニア専用ラスト
価 格:8,800 円(税込)
サイズ : 20.0 – 26.0 cm
重 量 : 265 g(23.0cm)
アッパー : 人工皮革アッパー
メッシュと人工皮革で構成されているダンクショットとは違い、アッパーの全面に人工皮革が使われています。
初心者から上達したプレーヤーの足元を支え、横ブレしないようにサポートしてくれます。
また、ハトメ(シューレースを通す穴)部分にはスリット(上画像では黒くなっている部分)が入っているため、シューレースを締めた際のフット感が向上するようになっています。
またジュニア専用のラストになっており、一般のシューズに比べ、かかとや甲部分は細く、つま先部分に成長余裕をもたせた設計になっています。
ミッドソール(クッション材) : GELクッション
ダンクショットとは違い、かかと部分にクッション材のゲルが搭載されているので、クッション性がアップしています。
ダンクショットは軽く・柔らかくできている一方で、どうしてもクッション性が弱くなってしまっています。
ダンクショットを履いているお子さんが「かかとが痛い」ということを言い出したら、買い替えの合図かもしれません。
アウトソール : N.Cラバー
アウトソールの素材にN.Cラバーを使用することで、ダンクショットとも差別化を図っています。
また、らせん状の意匠で、不要な足ブレを抑制し前への推進力が出るような設計になっています。
ダンクショットと比べると圧倒的にグリップ力が強くなっているので、レベルアップをしたいお子さんに最適です。
シューズレビュー
かかとチェック
たいそうなヒールパーツは付いていないものの、ジュニアプレーヤーの足を支えられるくらいの硬さはあります。
かかとが硬いことで姿勢が安定しやすくケガの防止になるので、お子さんの体を守るうえで重要なポイントです。
前足部屈曲性チェック
ジュニアプレーヤーでも十分に曲げられる程度にやわらかくできています。
ダンクショットと比べるとしっかりと作られているものの、屈曲性は十分にあります。
無理なく曲げられる柔らかさなので、しっかりと走れるシューズになっています。
前作(GEL IMPROVE)との比較
アッパーやアウトソール、クッション材など使われている素材はほとんど変わっていません。
違いは並べて比べるとわかりますが、新作の「2」の方が、見た目がスマートになっているのがわかると思います。
前作は前足部が結構広めになっており、お客様に履いてもらうとけっこうゆとりが出来てしまっていました。
その点が改良されて、より足へのフィット感が高くなっているようなっています。
子供たちの足が年々細くなっているが故の改良だと思います。
シューズ総評
ダンクショットからの買い替えとして定番の1足ではないでしょうか?
ゲルインプルーブを飛ばして、ノヴァフローやゲルフープを選択するのもありだと思います。
機能と価格と、プレーヤーの足と相談してもらえると良いかなと思います。