ルカ・ドンチッチのシグニチャーシューズから初めてテイクダウンモデルが登場しました。
それが今回紹介する「ルカ.77 PF」です。
テイクダウンモデルとは、選手着用のトップモデルをベースとして、機能と価格を少し落とすことでお買い求め安くなったシューズのことを言います。
そのため手に入れやすい反面、機能はそれほど高くはないので過度な期待は厳禁です。
それではスペックを見ていきましょう。
シューズの概要紹介
ルカのプレーと同じくらいタフなデザインのルカ .77は、凸凹のある屋外コートでもゲームを支配できる一足。 摩耗に強いメッシュと耐久性に優れたラバーアウトソールを使用し、コンクリートやアスファルトにも対応します。 弾むようなAir Zoomクッショニングと反発性に優れた2種類の異なる密度のフォームで、快適な履き心地をキープ。どんな場所でもプレーする準備は万端です。(ナイキ公式サイト)
シューズ のスペック紹介
品 番 : HF0819
ラスト : PFラスト(アジアラスト)
価 格: 13,200 円(税込)
サイズ : 24.0 – 31.0 cm
重 量 : 345 g(27.0cm)
アッパー : メッシュアッパー
アッパーには摩耗に強いメッシュを使用しています。
そのため力強く踏ん張っても耐えられる耐久性を兼ね備えています。
触ってもわかるくらいにアッパーがゴツゴツしているため、足を入れた際のフィット感は正直イマイチな印象です。
前足部分もそこまで広い感じはしませんでした。
ミッドソール(クッション材) : 前足部 ZOOM AIR
アッパーは前足部分にズームエアを搭載しています。
そのため蹴り出しなどの反発力はしっかりあります。
ISOプレートも前足部分を中心に搭載されているため、シューズがぶれることなく反発力を発揮することができます。
クッション性を出すために硬い素材と柔らかい素材の2種類のミッドソールを使用していますが、シューズ全体のクッション性はそこまで高くは感じられませんでした。
アウトソール : XDR・ラバーソール
アウトソールは耐久性のあるXDRとクリアソールを採用しています。
しっかり力をかけて踏み込めばグリップをしてくれますが、軽く蹴っただけではかなり滑ってしまう印象です。
屈曲性はある方だと思いますが、グリップはそれほど強く感じませんでした。
試し履きチェック
試し履きをしてみました。
横幅は若干狭めなため、実寸+1.0cmではちょっとキツく感じるかもしれません。
アッパーがゴワゴワしているため、そのための履きにくさ、フィット感のなさも影響していると思います。
シューレースが太いこともあり、よりフィット感が出にくくなっています。
思ったよりもかかとの収まりは良かったので、アッパーがもう少しよければなと残念な部分はあります。
シューズの機能的には、テイクダウンモデルのよくある、前足ズームエアのシンプルな作りなのでこんなもんかという印象。
シューズ総評
いかがでしたでしょうか?
上記したように、テイクダウンモデルであるためそこまでの期待はしない方が良いです。
ただ、シンプルな作りで価格もそこそこなので、シリアスプレイヤーでなければ手に取ってみても良いかもしれません。
【オススメするプレイヤー】
・そこまでガチでプレーするわけではない一般プレーヤー
・安くてそこそこのシューズをお探しのプレーヤー
【オススメしないプレーヤー】
・毎日ハードにプレーする学生プレーヤー(クッション性・グリップ性が不安)
・シューズのフィット感を重視するプレーヤー
みなさんのシューズ選びの参考になれば幸いです。