サブリナ・イオネスクのシグネチャーバッシュ、「Sabrina4(サブリナ4)」が登場しました。
これまでのサブリナシリーズは、軽快な動きと高い接地感を武器に多くのガードプレーヤーから支持されてきました。
今回のサブリナ4では、新たにTPU製FlyPlateを搭載。さらにCushlon 3.0と前足部のAir Zoomを組み合わせ、これまで以上に「加速・減速・切り返し」を意識したモデルへと進化しています。
今回は、そんな Sabrina4(サブリナ4)の性能を詳しくチェックしていきます。
前作のレビューはコチラ
シューズの概要紹介
サブリナのプレースタイルは予測不可能。予告なしにギアチェンジし、ディフェンダーたちをその場に凍りつかせます。サブリナ 4は、彼女のプレースタイルに合わせてデザインされました。トラック&フィールドから着想を得た、瞬発的なスピードアップを可能にするNike Flyplateを搭載。「まるで足に弾みがついたような感覚」とサブリナは言います。Cushlon 3.0フォームと中足部をしっかりと固定する構造により、勝負どころで最高のパフォーマンスを発揮したい時に、瞬時の加速と停止が可能に。耐久性抜群のラバーアウトソールが、アウトドアコートで優れたトラクションを発揮します。(ナイキ公式サイト)
サブリナ4は、WNBAニューヨーク・リバティのガード サブリナ・イオネスク の4代目となるシグネチャーバッシュです。
サブリナ自身のプレースタイルを反映し、
- 素早い一歩目
- 急激な方向転換
- ストップ&ゴー
- 細かなステップ
- コートを端から端まで走る動き
との相性を重視した設計になっています。
今回のサブリナ4で最も注目したいのが、Nikeのランニングシューズから着想を得たTPU FlyPlateです。
スプリンターがスターティングブロックから飛び出す際の感覚をヒントに、バスケットボール用に再設計されています。
FlyPlateは前足部のAir Zoomユニットの下に配置され、さらに土踏まずを通ってサイドウォールまで伸びることで推進力だけでなく横方向の安定性もサポートしています。
シューズ のスペック紹介
品 番 : II0403
ラスト : EPラスト
捨て寸:0.5cm
かかととつま先のソールの高低差:6mm
価 格: 15,730 円(税込)
サイズ : 23.0 – 31.5 cm
重 量 : 330 g(24.0cm)
アッパー : 軽量成形メッシュ+内部サポート

アッパーには軽量な成形構造を採用。
前足部には成形メッシュを使用し、サポート性と通気性を両立しています。
さらにサブリナ4ではアッパー内部の構造にも注目です。
中足部にはバンドとケーブルを配置。
これによって足をシューズの中にしっかり固定し、急激な方向転換をした際にも足がシューズの中で動きにくくなっています。
サブリナ自身も、この「足がしっかり固定されている感覚」と快適性・安定性の両立を特徴として挙げています。
ミッドソール(クッション材) : Cushlon 3.0+Air Zoom

サブリナ4のクッションは、Cushlon 3.0フォーム+前足部Air Zoomという組み合わせ。
Cushlon 3.0によって、足裏全体にクッション性を確保。
そこに前足部のAir Zoomを組み合わせることで、踏み込んだ際の反応性を高めています。
特に面白いのが、Air Zoomだけに頼っていないところです。
このシューズは、
Cushlon 3.0 → クッションと安定感
Air Zoom → 前足部の反発・レスポンス
という役割分担になっています。
そのため、単純に「柔らかいバッシュ」というよりも、
沈み込みすぎず、次の一歩につなげやすいクッション
という方向性のモデルと言えるでしょう。
アウトソール : XDRソール

アウトソールには、サブリナの「S」のロゴをイメージしたトラクションパターンを採用。
素早いカット、踏み込み、ピボットなど、多方向への動きを意識した設計になっています。
サブリナ4は「直線的に速く走る」だけではなく、
止まる → 切り返す → 再加速する
という動きを重視しているため、グリップも非常に重要なポイントです。
なお、今回紹介しているEPモデルは耐久性の高いラバーアウトソールを採用しているため、屋外コートでの使用も選択肢に入ります。
前作からの変更点
大きな変更点は、
サブリナ3 → 従来のサブリナシリーズのフィーリング
サブリナ4 → TPU FlyPlateを新搭載
そして、
サブリナ4 → 前足部Air Zoom+Cushlon 3.0
という新しいクッション構成になっています。
つまりサブリナ4では、単純に「前作を少し改良した」というより、
「より速く動くための構造を追加した」という印象が強いモデルです。
特にFlyPlateによる推進力と横方向の安定性は、サブリナ4の大きな進化ポイントでしょう。
こんなプレイヤーにオススメ
◎ ガードプレーヤー
サブリナ4が最も得意とするところ。
ドライブ、クロスオーバー、カットなどを多用するガードにはかなり相性が良いでしょう。
◎ スピードを活かしたプレーヤー
単純な直線スピードだけでなく、加速 → 減速 → 再加速 を繰り返すプレーヤーにおすすめです。
◎ 接地感とクッションの両方が欲しい人
Air Zoomによる反応性とCushlon 3.0のクッションを組み合わせているため、どちらか一方に極端に振ったモデルではありません。
◎ 安定感のあるローカットバッシュを探している人
ローカットでありながら、内部サポートとFlyPlateによって足元をしっかり支えてくれます。
▲ 一方で、 とにかく柔らかいクッションが欲しい人にはおすすめできません。
サブリナ4は反発性・レスポンスとのバランスを重視。
「とにかくフワフワのクッション」が好きな人には、少し違うかもしれません。
▲ 幅広の足の人
スタンダードフィットなので、かなり幅広の足の場合はサイズ選びに注意したいところです。
できれば店頭での試着をおすすめします。
長所・短所
長所(メリット)
- 新搭載FlyPlateによる高いレスポンス
- 前足部Air Zoomによる反発性
- Cushlon 3.0によるクッション性
- 中足部バンド&ケーブルによる高いホールド感
- 横方向の安定性が高い
- 多方向の動きに対応したトラクション
- ガード・ウイングとの相性が良い
短所(デメリット)
- 超軽量モデルではない
- 幅広の足にはタイトに感じる可能性
- 柔らかさだけを求める人には向かない
Q & A
Q.サブリナ4はどんなポジションにおすすめ?
➡️ガード〜ウイングに特におすすめです。
特にドライブやカット、細かなステップを多用するプレーヤーとの相性が良いでしょう。
サブリナ4は加速・減速や多方向の動きを意識した設計になっています。
Q.サブリナは男性プレーヤーでも履いて大丈夫?
➡️ 基本的には大丈夫です。ただし安定感・耐久性は低めなので注意。
体の大きいプレーヤーや、体重のあるプレーヤーはインソールを安定感のあるものに変更するなど自分の体つきに合ったシューズにカスタムする必要はあります。
Q.サブリナ3から買い替える価値はある?
➡️スピード・安定性・レスポンスを重視するなら、買い替えを検討する価値は十分あります。
特に新しいFlyPlateは、サブリナ4の大きな変更点。
一方、サブリナ3の履き味が非常に気に入っている場合は、クッションや足元のフィーリングが変わっている点には注意しましょう。
シューズ総評
Sabrina4(サブリナ4)は、サブリナシリーズの特徴である「素早く動く」というコンセプトを、さらに一段進化させたバッシュです。
最大の注目ポイントは、やはりTPU FlyPlateです。
前足部のAir Zoomと組み合わせることで、踏み込んだ瞬間のレスポンスを高め、さらに土踏まずからサイドウォールまでプレートを伸ばすことで横方向の安定性も確保しています。
そこにCushlon 3.0のクッション、中足部のバンド&ケーブルによるホールド性、多方向対応のトラクションを組み合わせています。
その結果、「軽快に動ける」だけではなく、「速く動いても足元が安定する」という方向へ進化しています。
特におすすめしたいのは、ドライブやクロスオーバーを多用するガードプレーヤー。
また、ポジションに関係なく「接地感があって、反応の良いバッシュ」を探している人にも面白い一足です。
サブリナ4は、派手なクッション性能だけを追求したバッシュではありません。
「加速する・止まる・切り返す」
というバスケットボールの基本動作を高いレベルでこなすための、非常にバランスの良い一足と言えるでしょう。
みなさんのシューズ選びの参考になれば幸いです。

