バスケを始める最初の1歩を支えるジュニアエントリーモデル
DUNK SHOT MB9 をご紹介。
シューズの特徴
品 番 : 1064A006
ラスト : ジュニア専用ラスト
大人モデルとは違うジュニア専用ラストを採用しています。ただ、傾向として子供の足が細くなっているので、足囲・中足部・かかとを絞ってフィット感がでるように前作からも変更されています。
価 格:6,900 +tax
サイズ : 19 , 20 – 25 cm
asicsのバスケットシューズで一番小さい19cmから展開されています。asicsの中でも他のジュニアシューズは22.0cmからの展開なので、〜21.5cmまでのお子さんはダンクショットを履きましょう。
重 量 : 215g(21.5cm)
前作よりも約5〜10g軽量されています。
アッパー : 前足部メッシュ構造
前足部には大きくメッシュが配置されているので、通気性が確保されています。
足首周りはEVAの素材が配置されており足首をやわらかくサポートしてくれます。一方でかかと後ろ部分を低くカットすることで足首を動きにくさも軽減しています。
ミッドソール・クッション材 : ガイダンスミッドソール
見える部分ではないですが、ミッドソールに低硬度のパーツが内臓されています。これにより重心移動がしやすくなっています。またミッドソールに横向きに切れ込みが入っているので少ない負担で屈曲できるようになっています。
アウトソール : 屈曲しやすいアウトソール構造
横向きに溝を配置しているため、ジュニアプレイヤーでも曲げやすい構造になっています。
前作との違い
前作「DUNK SHOT MB8」のレビューはこちらです。
上が新作の「MB9」、下が前作の「MB8」です。
パッと見て気になったところは、
① 前足部のソールの反り上がり具合
② 前足部のミッドソールの厚さ
の2点です。
①のメリットは、つま先が反り上がっていることでソールも曲がりやすくなり、前への推進力は出やすくなります。一方で、曲がりやすくなっている分、衝撃が伝わりやすい(衝撃吸収されない)というデメリットもあります。
新作のMB9は剃り上がりがなくなり、平らな作りになっています。これは②にもつながってきます。
② 見てもらうとわかりますが、前足部分の厚みが新作のMB9の方があるように見えます。
シューズ自体をみても新作の方が「ゴツくなったな」という印象も受けます。
一般的にはソールが厚くなることで、クッション性が高まります。しかしその分ソールの曲がりが悪くなり動きにくさはでてしまいます。
ただ、このダンクショットはしっかり工夫をしています。
左が MB9 のインソール、右が MB8 のインソールです。
写真だとわかりにくいですが、MB9のインソールの方が若干薄いです。
アウトソールが厚くなっている分、インソールを薄くすることでバランスをとっているような作りになっています。
こんな人におすすめ
これからバスケを始めるミニバスのプレーヤーにおすすめです。
柔らかさと軽さで足に負担をかけずにプレーができます。
一方で、もうバスケを何年もプレーしているようなお子さんにはおすすめできません。
バスケの動きをある程度できる子にとっては、柔らかく・軽いすぎてだけ足を守る機能が少なすぎる可能性があります。
そう言う子はプライムショットやゲルインプルーブなどワンランク上のシューズを履いた方が良いでしょう。