インソールとはシューズに入っている「中敷」のことを表しています。
スポーツインソールとは、ふつうのシューズに入っているインソールよりもサポートパーツやクッション材などを機能性プラスしているインソールのことをいいます。(高機能インソールと呼んだりもします)
もともと入っているインソールを取り外し、入れ替えて使用するものがほとんどです。(一部、既存のインソールの下に重ねて使用するものもあります。)
バッシュで言えば、アシックスのシューズは取り外しが可能なので外して入れ替えます。
ナイキは一部除きほとんどがインソールが外れず、貼られてしまっています。
その場合、(あまり推奨はしませんが)無理やり剥がして入れ替えることが多いです。
スポーツインソールを入れる意味は?
ふつうのインソールのままではなく、わざわざスポーツインソール(高機能なインソール)に入れ替える意味はなんなのでしょうか?
スポーツインソールを入れる意味としては、足部のアライメント(体のバランス)を整えるためということが挙げられます。
足部アライメントについてはこちらの記事をご参照ください。
スポーツインソールの効果について
スポーツインソールを入れることにより、
・かかとから土踏まずを含む、足のアーチサポートをしてくれることで、パフォーマンスアップ・疲労軽減の効果
・クッション性がアップすることで、足裏の負担軽減
など、様々な効果が得られる場合があります。
インソールの大分類について
インソールを大きな分類で分けると、
・成型タイプ
→接骨院や整形外科などでその人の足に合わせて制作してくれるインソール
一部スポーツ店でも簡易にできるものもあります
・非成型タイプ
→スポーツ店で販売しているようなすでに形の出来上がっているインソール
高機能なものから、安価なものまであります
成型タイプインソール
ここではスポーツ店などで作成できる簡易的に作成できるカスタムインソールをご紹介します。
価格は1万円近く、高価ではなりますが自分の足に合わせて作ることができるのでフィット感は抜群です。
その中でも『バスケットボール』に特化した商品だけを紹介します。
SIDAS – アクションプラス
シダスはフランスに本社を置くインソールメーカーです。
商品ラインナップは多く、完全オーダーメイドの医療用の物から、非成型の物まで揃えています。
成形できるインソールはスポーツショップ・専門店ではなかなかみかけることはないかもしれません。
カスタムバランス – インパクトイエロー
(日本シグマックス公式サイトhttps://www.custombalance.jp)
日本では医療機器の販売や「ザムスト」ブランドのサポーターの販売などをしている「日本シグマックス」が販売している成形インソールです。
多くのスポーツ量販店で置かれているので、目にすることも多いかと思います。
バスケットボール用としては、黄色の「インパクトイエロー」がオススメです。
非成型タイプインソール
ここからは初めから形のできているタイプのインソールを紹介していきます。
成形タイプほどの足にぴったりくるようなフィット感はありませんが、クッション性や安定性は十分に供給してくれます。
値段は5000〜6000円しますが、それだけ出すだけの価値はあると思います。
それぞれのメーカーについて、詳しくは別記事で解説していきますのでそちらも見てみてください。
ここでは簡単に紹介していきます。
SIDAS – アクション・クッション インソール
シダス アクションインソール
シダスのジャンプ競技用のインソールです。
ヒールカップから土踏まずまでのプレートは固めで安定性が高く、かかと部分のクッション材が入っています。かかとが高くなっており、使うと前傾姿勢になるため、1歩目が踏み出しやすくなっています。さらに足の乗る部分は滑り止めの加工がされています。
シダス アクション 3Feet インソール
アクションインソールにはご自身の土踏まずの高さに合わせて、ハイ・ミドル・ローと種類を選ぶことができます。
自分の足にあったものを合わせることで、オーダーメイドのようなフィット感を得られます。
シダス クッションインソール
オールラウンドの競技に使えるインソールです。アクション(青色)ほどではないですが、かかと部分にクッション材が入っています。プレートがそこまで硬くなく、低学年や女の子のプレーヤーでも使いやすい作りになっています。
シダスインソールについては別記事でも解説していきます。
ZAMST – フットクラフトインソール・アジリティグリップインソール
ザムスト フットクラフトインソール
「足裏の筋力サポーター」という提案で発売されている商品です。
サポーターメーカーであるZAMST(ザムスト)から出ているということもあり、発売当初から話題もありました。
アーチの高さが ハイ・ミドル・ローとあるため、オーダーメイドインソールのようなフィット感を得ることができます。
ザムスト フットクラフト アジリティグリップ インソール
フットクラフトインソールの機能はそのままに、表面にグリップ加工がされており、地面を力強く蹴ることができます。
その他の非成形インソールについてはこちら
その他のインソールについて
上記したようなインソール以外にも、アシックスのスピーバインソール、ソルボのソルボバスケなどあまり機能がついておらず、もともとシューズに入っているような種類の取り替えインソールもあります。
高機能インソールのように体・足元をサポートするほどの効果は期待できませんが、インソールが消耗してしまっている(穴が空いてしまっている、潰れて薄くなってしまっている)場合、取り替えてあげるだけでもシューズのフィット性やクッション性が戻ってきます。
ぜひ試してみてください。
さいごに
以上、スポーツインソールの効果・種類について解説をしてきました。
スポーツインソールの種類によっても細かく効果が違ったりもします。
種類ごとでの説明記事も作成していきます。
ぜひシューズ選びと合わせてインソールも検討してみてください。
コメント