バスケットボールシューズのドロップとは?高ドロップ・低ドロップを解説します。

シューズ選びの基本
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バスケットボールシューズに限らず、スポーツシューズには「ドロップ」という概念があります。

ドロップの説明とそれぞれの特徴を解説していきます。

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ドロップとは何か?

ドロップという言葉を初めて聞いた方もいるかもしれませんが、ドロップとはシューズの前足部と後足部の高さの差のことを言います。

もともとはランニングシューズで注目されたものですが、バッシュでも同じように考えることができます。

そもそもシューズは後足部(かかと部分)が高く、前足部(つま先部分)が低く出来ています。

それにより体重移動がスムーズになり歩く動作が楽になるようになっています。

バッシュはかかと部分の衝撃緩和でクッション材が入っていることが多いため、かかと部分が高くなっている傾向が高いです。

それでは、高ドロップ・低ドロップのメリット・デメリットについて見ていきましょう。

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高ドロップのメリット・デメリット

高ドロップのメリットは?

☑️ 後ろから前への体重移動がスムーズ
☑️ 足への負担が少なく、疲れにくい

走るときは基本的にかかとから着地をします。かかとで着地をして、つま先で蹴り出しをして走ります。

その自然な力の流れを促すのが高ドロップシューズです。

あまり筋肉を意識することなく自然と走ることができるので、筋肉への負担が少なくて済みます。

また、かかとで着地をするのでシューズのクッション性で衝撃も吸収してくれます。

高ドロップのデメリットは?

☑️ スピードが出にくい
☑️ 関節への負担がかかりやすい

高ドロップ・かかと着地でもデメリットがあります。

それはかかとで着地をする際にブレーキがかかってしまうということです。

スピードを上げようと思ってもブレーキがかかってしまうのでスピードが出にくいという面があります。

また、ブレーキが強くかかってしまうと関節へ負担がかかります。

かかとの衝撃吸収に優れたシューズを履けば、その負担も最小限に抑えることができます。

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低ドロップのメリット・デメリット

低ドロップのメリットとは?

☑️ 前足部の反発素材を使ってスピードが出やすい
☑️ 足全体で地面を蹴って、力強い走りができる

低ドロップのシューズはかかと着地ではなく、前足・中足部での着地がしやすい作りになっています。

さらに、バスケットボールにおける低ドロップのシューズは前足部分に反発素材が搭載されているものが多く、その反発素材を使ってスピードに乗りやすいシューズになっています。

シューズに任せて走るのではなく、自分の足(脚)の筋肉を使って走るため、力強い走りをすることができます。

低ドロップのデメリットは?

☑️ 足への負担が多く、疲れやすい

低ドロップのシューズは、シューズに任せるのではなく足の筋肉を使って走ることができるため、足への負担が大きく疲れやすくなってしまいます。

初心者や筋肉量が少ないプレーヤーはオススメできません。

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結局どちらのシューズを履けば良いのか?

高ドロップ・低ドロップの特徴を紹介してきましたが、結局どちらのシューズを履けば良いのでしょか?

初心者は高ドロップシューズを

初心者プレーヤー、筋肉量の少ないプレーヤーは高ドロップシューズ一択です。

高ドロップシューズは アシックス のシューズが多く、シューズの構成からもケガのしにくい作りになっているものも多いです。

ケガを防ぎつつ、プレーしやすいシューズが多いので 高ドロップ のシューズを選んでください。

上級者は低ドロップシューズでもOK

バスケ経験の長い方・上級者の方は、ある程度筋肉量も多く体ができていることが予想できるため、低ドロップシューズを選んでも大丈夫だと思います。

低ドロップシューズを履くことでさらなる上達も見込めます。

ただ、高ドロップシューズを履いてはいけないと言うことではありません。

いろんなシューズを試してみて、ご自身に合うシューズを見つけてみてください。

 

 

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