サブリナのシリーズに続いて、女子プレイヤーの意見を取り入れて作られたのがこのジョーダンエアーです。
ジョーダンシリーズの中で、最も薄底のシューズと言われています。
それではスペックを見ていきましょう。
シューズの概要紹介
限界への挑戦を盛り上げるのなら、 ジョーダン エアーが最適。 女性バスケットボール選手の意見を取り入れてデザインした、機敏な動きと地面との一体感を追求したシューズ。 ドロップインミッドソールで動きやすさがアップ。内蔵のケージが足の形にフィットし、左右の動きに対するサポート性を強化します。 走りとカットに自信が持てます。 主役はあなたです。(ナイキ公式サイト)
シューズ のスペック紹介
品 番 : FQ3859
ラスト : PFラスト
価 格: 14,300 円(税込)
サイズ : 25.0 – 30.0 cm
重 量 : 395 g(27.0cm)
アッパー : テキスタイルアッパー・ケージシステム
メッシュが主体のテキスタイルアッパーで、通気性がよく履き心地も柔らかくなっています。
アッパーの周りに纏われたケージがシューズの安定感を提供してくれます。
前足部分で気になる部分は細さではなく、甲の高さです。
甲の高さは低めなので、足が厚かったり甲が高い人は履けないかもしれません。
ミッドソール(クッション材) : クシュロン3.0(インソール)
「コートでの接地感を追求したより薄底のデザイン」と説明にあるようにかなり薄底の作りになっています。
フラットソールでしっかり地面を踏み込めることもあり、確かに接地感という面では抜群です。
ただ、接地感が良い=ミッドソールが薄い、ということなのでクッション性はイマイチです。
ドロップインインソールがクシュロンで作られており、このシューズのクッション性はほとんどこのインソール が担っているかたちです。
正直男性プレーヤーではこのクッションでは物足りない印象があります。
インソールがこの厚さなので、インソールを取り替えて機能をプラスするということも難しいので履きこなすのは難しそうです。
アウトソール : ラバーソール
アウトソール は定番のヘリンボーンパターンを採用しています。
アウトソールは程よく粘着もあるので、グリップ性はほどほどです。
ただ、前足部分の柔軟性はないのでしっかりと踏み込めかの確認はしてください。
「女性のプレーヤーの意見を取り入れて作られた」シューズではありますが、あくまでもアメリカの一流プレイヤーの意見というところを見間違わないように注意が必要です。
試し履きチェック
試し履きをしてみました。
PFラストで、幅はそれほど狭くは感じませんが、甲は低めなのでそれによって薄いシューズではあります。
クッション性はほぼ感じないと言っても良いほどにミッドソールの薄さも感じます。
アシックスのグライドノヴァと同じくらいと言っても良いでしょう。
ただ前足の柔軟性や履き心地までも比べると、グライドノヴァの方に軍配が上がりそうです。
シューズ総評
いかがでしたでしょうか?
デザインは斬新でカッコ良いですが、正直なところバッシュとしての評価があまり高くできませんでした。
ジムでのトレーニング用にしたり、軽くプレーするだけのプレイヤーであれば履いてみても良いかもしれません。
みなさんのシューズ選びの参考になれば幸いです。