「瀬川琉久」のシグネチャーシューズ「RIKU 1」
「シンプルであること」にこだわったスマートなデザイン
タン部分にはRIKUラインを象徴するRSロゴを配置。ヒール部分には瀬川琉久のサイン(シグネチャー)を刺繍で表現。
ミッドソール後部にも「5」をモチーフにしたデザインが隠されている。
シューズの概要紹介
瀬川琉久本人が開発に関わり、テストを重ねながらEGOZARUブランドと共に作り上げた本モデルは『ポジションレスにゲームを支配できるシューズ』をコンセプトにグリップ性や軽量性、通気性、コートとの接地感はもちろん、カラーリングにまで瀬川琉久のこだわりと、家族や仲間への想いが詰まった本当の意味でのシグネチャーモデル第1作目。(エゴザル公式サイト)

シューズ のスペック紹介
品 番 : ERAL25UFW001RS
ラスト : レギュラーフィット
価 格: 18,700 円(税込)
サイズ : 23.5 – 30.0 cm
重 量 : 390 g(27.0cm)
アッパー : 軽量アッパーユニット

波状のウェービングメッシュをアッパー全面に採用し、内側には通気性と耐久性を兼ね備えた芯材を圧着。
さらに大きな負担のかかる側部はメッシュの編み目を細かくし外ブレに対応。
タン甲部分にはパンチングフォームを採用することで紐を強く締めても心地よい足あたりでありながらフォームの気孔により蒸れを大きく軽減。
踵部には冷却モールド加工を施したヒールカウンターを内蔵し踵のブレを抑制。内部はブーティ構造でしっかりとしたフィット感を実現。
ミッドソール(クッション材) : EVA・EGO DOOON


ミッドソール全体はEVA(合成樹脂)を採用、前後2箇所にEVAとは硬度の異なるEGOZARUの独自開発高反発フォームEGO DOOON(エゴドーン)を配し、前足部は接地感を損なわない適度な反発性を、踵部は安心感のあるクッション性を体感できる設計。
さらに、中間層にねじれを抑制するシャンクプレートを内蔵することで安定感のある履き心地を実現。
アウトソール : ラバーソール

瀬川琉久のイニシャル「S」と「R」、さらに自身のルーツである「85」という数字をモチーフにしたオリジナルパターン。
この複雑なパターンがアグレッシブでありながら俊敏で流れるようなプレーをサポートします。
内側部には瀬川琉久のモットーである『Perform it, and one day you’ll become it.(理想の自分を演じていれば、いつか本物になれる)』を刻印。
シューズレビュー

エゴザル「リク1」を試し履きしてみました。
シューズの見た目としてはエゴザルのEGO AWAKE2に似たような作りになっています。
足入れはしやすく、実寸の+1.0cmで十分に履くことができます。
瀬川選手がもともとナイキのサブリナを履いていたこともあり、ミッドソールは薄めで地面を蹴った感触を直に感じられるようなシューズになっています。
そのためクッション性はあまり期待できません。
そしてエゴザルのシューズ全体に言えることですが、シューズの剛性がほとんどありません。
シューズのねじれを防ぐようなパーツがついていないので、良くも悪くもシューズがくにゃくにゃです。
良く言えば足入れしやすく動きやすいと言えますが、悪く言えば足を守れるようなシューズになっていないので、ハードなプレーにシューズが耐えられるかは不安が残ります。
エゴザル自体がもともとシューズメーカーではないので、まだまだシューズのクオリティは高いとは言えないと感じてしまいます。
グリップ性はそこそこ及第点です。
こんなプレーヤーにオススメ
・瀬川選手くらい、体のしっかりしたプレイヤー
上記したように、シューズの剛性がほとんどなく、合わない人が履くとケガのしやすいシューズになってしまいます。
瀬川選手のようにトレーニングがしっかりされているプレイヤーが履けば大丈夫かもしれませんが、中学生・成長期のシリアスプレイヤーが履くには不安な印象があります。
ブランドやデザインに引っ張られて購入してしまう前に、いったん立ち止まって欲しいシューズかなと思います。
シューズ総評
いかがでしたでしょうか?
個人的な印象としては、エゴザルはまだまだシューズ作りのノウハウがないので、シューズの機能としてはあまりオススメができません。
そこまでハードにプレーするようなプレーヤーでなければ気軽に選んでみても良いかと思います。
みなさんのシューズ選びの参考になれば幸いです。
