ナイキからジャ・モラントの最新シグネチャーモデル「JA4」が登場しました。
前作JA 3から大きく変更されたのは、足元のクッションシステムとサポート構造。Cushlon 3.0を採用し、新たな「JA-Frame」によって安定性を高めています。
ジャ・モラントらしい爆発的な動きに対応しながら、より安定感を意識した仕上がりになったJA 4をチェックしていきます。
前作のレビューはコチラ
シューズの概要紹介
高く跳び上がるジャの恐ろしさは、脅威的な滞空時間。高い反発力を備えたジャ 4は、彼をガード不能な悪夢へと変貌させる。優れた反発力のCushlon 3.0フォームが爆発的な跳躍力をサポートし、着地の衝撃を和らげます。洗練されたホールドシステムとサポート性の高いアッパーの組み合わせにより、足をしっかり固定。どんなディフェンダーも翻弄する動きで、コートを駆け抜けましょう。耐久性抜群のラバーアウトソールが、アウトドアコートで優れたトラクションを発揮します。(ナイキ公式サイト)

(公式サイトより)
シューズ のスペック紹介
品 番 : IM4136
ラスト : EPラスト
捨て寸:0.5cm
かかととつま先のソールの高低差:6mm
価 格: 14,630円(税込)
サイズ : 25.0 – 30.0 cm
重 量 : 390 g(27.0cm)
インソール:取り替え式

アッパー : 軽量フォームアッパー

軽量で耐久性に優れたフォームとメッシュのアッパーが、ゴールへの跳躍時に固定感とサポート性を実現。
JA4のアッパーは、かなり特徴的なデザインになっています。
単純にデザイン性を高めているだけではなく、耐久性を高めることも狙った構造になっています。
ジャ・モラントのプレーをイメージしたシャープなデザインで、JAシリーズらしい攻撃的な雰囲気も健在です。
安定性を高める新しいTPU製JA-Frameも搭載されています。
このフレームが足を包み込むように配置され、リフトオフや素早いカット、ドライブ時の安定性をサポートします。
ジャ・モラントのように、
- 一気に加速する
- 急激に方向を変える
- ストップから再加速する
といった動きをするプレーヤーにとって、足元のブレを抑えることは非常に重要。
JA4は、この部分を前作以上に意識したモデルと言えます。
ミッドソール(クッション材) : Cushlon 3.0

Cushlon 3.0フォームに高反発ソックライナーを重ね、クッション性と高い跳躍力をサポート。
前作JA 3のハイブリッドZoomXから、Cushlon 3.0へ変更されています。
Cushlon 3.0は、柔らかさだけを追求したクッションというよりも、安定性とレスポンスをバランス良く狙ったフォーム。
さらに、Super Critical Foamを使ったソックライナーを組み合わせることで、足裏からの反応性も高めています。
つまりJA4は、
「柔らかく沈み込むバッシュ」
というより、
「クッションしながら、次の動きにつなげやすいバッシュ」
という方向に進化したと考えると分かりやすいでしょう。
アウトソール : ラバーアウトソール

ジャのロゴ風トラクションパターンのラバーアウトソールが、グリップで瞬時の停止や爆発的加速をサポート。
アウトソールには、ジャ・モラントのロゴからインスピレーションを受けたトラクションパターンを採用。
前作では大きく配置されていた「JA」のデザインを、よりさりげなくトラクションパターンへ落とし込んでいます。
ガードプレーヤーが多用する、
- クロスオーバー
- ストップ&ゴー
- サイドステップ
- 急激な方向転換
などを意識したグリップ設計です。
前作からの変更点
○ ミッドソールが ズーム X からクシュロン ・高反発ソックライナーに変更
○ アッパーにTPU JA-Frameを搭載
これにより、やわらかな反発性重視→安定性重視に変更されているといえます。
特に、JA 3のクッションフィールが好きだった人は、JA4では足元の感覚が変わっていることを覚えておいた方がよいでしょう。
試し履きチェック

試しばきをしてみました。
前作よりも横幅は広くなった印象です。自分の足では+1.0cmで十分に履くことができました。
足を入れた瞬間に前作とを違いはすぐ感じられました。
まずアッパーの硬さです。よく言えば安定感を増していると言えますが、悪く言うと足を馴染ませるまで少し時間がかかりそうなシューズになっています。
それとクッション性です。ミッドソール素材の変更もあり、JA3のクッション性ほどの柔らかさは感じられません。
個人的な好みとしては、クッションが柔らかすぎない方が怪我の防止になるので好みですが、JAシリーズが好きな方にとってはあまり歓迎しない変更かもしれません。
インソールも取り外しが可能なので、自分の足に合わせていくカスタムもしやすいと思います。
こんなプレイヤーにオススメ
◎ ガードプレーヤー
JA4の最大のターゲット。
一歩目の速さ、切り返し、ドライブなど、スピードを活かしたプレーとの相性が良いモデルです。
◎ ウイングプレーヤー
ガードだけではなく、ウイングでも十分使いやすい性能。
特にボールを持って自分で仕掛けるタイプには相性が良いでしょう。
◎ 安定感も欲しいスピードプレーヤー
「軽快なバッシュは好きだけど、足元がブレるのは嫌」という人におすすめ。
JA-Frameがこの部分をサポートしてくれます。
● 一方で、クッション最優先のプレーヤー はあまりおすすめできません
クッション性は十分ありますが、とにかく柔らかい履き心地を求めるなら、GTシリーズなど別のモデルも候補になります。
長所・短所
長所(メリット)
- ガード向けの高い機動性
- Cushlon 3.0による安定したクッション
- 新しいJA-Frameによるサポート性
- 前足部の動きを意識した設計
- アッパーの耐久性も考慮
- JAシリーズらしい攻撃的なデザイン
短所(デメリット)
- JA 3とはクッションフィールが変わっている
- 幅広の足では前足部がタイトに感じる可能性
- クッション最優先のプレーヤーには別モデルの方が合う可能性
Q & A
Q. JA4はどのポジション向け?
➡️ Nike自身もJA4をガードスタイルのプレーを意識したモデルとして紹介しています。
ただし、ポジションを限定したシューズというより、ジャ・モラントのような爆発的な動き方をするプレーヤー向けと考えた方がよいでしょう。
Q. JA 3とJA 4はどちらがおすすめ?
➡️ これは好みによります。
JA 3のZoomX系クッションが好きだった人はJA 3、より安定性やサポート性を重視するならJA 4がおすすめです。
特にJA4ではJA-Frameが追加されているため、切り返し時の安定感を重視する人には魅力的です。
シューズ総評
JA4は、前作JA 3から大きく方向性を変えたというより、ジャ・モラントらしいスピードプレーをより安定して支える方向へ進化したモデルです。
Cushlon 3.0への変更によってクッションの性格を見直し、Super Critical Foamソックライナーでレスポンスを確保。
さらに新しいTPU JA-Frameによって、急激なカットやドライブ時の足元をしっかりサポートしています。
特におすすめしたいのは、
「スピードを活かして自分から仕掛けたいプレーヤー」
です。
クロスオーバーからのドライブ、急停止からの再加速、ディフェンスでの細かなフットワークなど、自分でコートを切り開いていくプレーヤーにマッチする一足でしょう。
JA 3からの買い替えを考えている人にとっても、クッションと安定性の変更はチェックしておきたいポイント。
ジャ・モラントのシグネチャーシリーズらしい「速く動くためのバッシュ」という軸を残しながら、より完成度を高めたJA4に仕上がっています。
みなさんのシューズ選びの参考になれば幸いです。

