ニューバンラスのクッション性特化モデル P400 からローカットモデルが発売されました。
ニューバランスのバッシュがリブランディングされてから、イマイチ調子が上がっていません。
その状況を打開するシューズになっているのか?
このシューズのスペックを見ていきましょう。
前作のレビューはコチラ
シューズの概要紹介
P400 Lowは、ハイカットモデルと同じプレミアムな二重密度クッションを採用しながらも、履き口を低くすることで可動性を向上させています。「N」ロックテクノロジーにより確実なホールド感を実現し、前足部の改良されたTPUプレートが、素早いターンやカット動作のための推進力を提供します。(ニューバランス公式サイト)
シューズ のスペック紹介
品 番 : UFFBL24C
ラスト : Dラスト・2Eラスト
価 格: 18,700 円(税込)
サイズ : 23.0 – 30.0 cm
重 量 : 400shu g(27.0cm)
アッパー : N-Lockテクノロジー

アッパーにはTPU素材を使用した成型アッパーを採用しています。
素材は柔軟性があり柔らかいく、幅(甲の高さ)もしっかりあるので、足入れもしやすくなっています。
シューレースにまる紐を採用しているので、なめらかに紐を締めていくことが可能です。
サイド部分のあしらわれた、ニューバランスの「N」のロゴがさらに足とのフィット感を良くし、この「N-Lockテクノロジー」によってサポート性もアップしています。

カットの高さとしては、くるぶしの下あたりのカットになっています。
比較写真を見てみてください。

ミッドソール(クッション材) : Fresh Foam X

P400LOWの最大の特徴が、このミッドソールです。
フルレングスの二層構造Fresh Foam Xを採用しています。
P400のハイカットモデルと同じプレミアムなクッション構造を採用しているため、P400シリーズらしいクッション性をしっかり味わうことができます。
Fresh Foam Xの特徴は、着地時の衝撃を柔らかく受け止めてくれること。
特に、
- ジャンプからの着地
- リバウンド
- ストップ動作
- 長時間の練習
などでは、このクッション性が大きなメリットになります。
一方で、P400 LOWはクッションだけのシューズではありません。
ミッドソール外側にはインレイ構造が入り、安定性を高めています。
さらに前足部には改良されたTPUプレートを搭載。
このプレートが、切り返しやトランジション時に前へ進むための推進力をサポートしてくれます。
アウトソール : ラバーソール

アウトソールは通常のラバーソールを使用しています。
意匠は定番のヘリンボーン(山型)に少し丸みをつけた波型パターンです。
定番のパターンということもあり、グリップ性は信頼できます。
またミッドソール外側の硬めフォーム補強が安定感に寄与しており、カットや方向転換時の足元のブレを抑える設計になっています。
一般的に Fresh Foam 系のモデルは比較的広めの接地感を持つ傾向があり、安定した操作性を感じやすい構造です。
ミドルカットとの相違点

ローカットモデルには「Nロックテクノロジー」が採用されています。
ミドルカットは足首あたりまでアッパーがあるので広い面積で足を包み込むことができます。
そのためシューズと足のフィット感が高くなります。
一方で、ローカットシューズは足を包む面積が少ないので、必然的にフィット感を出すのが難しくなります。
そのため、このP400LOWは、このNロックテクノロジーを採用することで、フィット感を補うようになっています。
シューズレビュー
かかとチェック
ヒールパーツはついておらず、かかとの安定感は弱めです。
かかと部分の素材も薄くできているので、しっかりと自分のかかとに合っているのかの確認は必要です。
前足部屈曲性チェック
前足部分は柔軟性もあり、蹴り出し易くなっています。
しっかり蹴ることで反発力が得られるので、サイズ感は正しいサイズで履きましょう。
試し履きチェック

2Eラスト試しばきをしてみました。
2Eラストであれば、足の実寸+1.0cmで十分に履くことができます。
2Eラスト・Dラストと2種類発売されているので、自分に合うサイズは見つけやすいと思います。
P400LOW で一番気になるのは、やはり「ローカットになったことでどれくらい動きやすくなったのか?」というところでしょう。
ハイカットのP400はクッション性や安定性を重視したモデルでしたが、P400 Lowでは履き口を低くすることで足首周りの自由度を高めています。
そのため、
「P400のクッションは好きだけど、もう少し動きやすいバッシュが欲しい」
という人にはかなり面白い選択肢になりそうです。
クッション性を残しながら、カットやステップで足を動かしやすくしたモデルと考えると分かりやすいでしょう。
こんなプレイヤーにオススメ
○ クッション性を重視するプレイヤー
P400シリーズ最大の魅力であるFresh Foam Xを搭載しているため、クッション性を重視する人には非常に相性が良いでしょう。
○ ガード・ウイングプレイヤー
ローカット化によって足首周りの可動性が高められています。
さらに前足部のTPUプレートが素早い方向転換をサポートするため、P400よりもスピードを活かしたプレーに向いています。
○ 長時間プレーするプレイヤー
クッション性が高いため、練習時間が長いプレイヤーにもおすすめです。
特に「足への衝撃をできるだけ抑えたい」という人には、Fresh Foam Xのクッションが魅力になるでしょう。
長所・短所
長所(メリット)
- フルレングスFresh Foam Xによる高いクッション性
- P400のクッション性を残しながらローカット化
- N-Lockによる高いホールド性
- TPUプレートによって方向転換をサポート
- Dと2Eから幅を選択できる
- クッション系ながら安定性もしっかりしている
P400 Lowは、単純に「P400を低くしただけ」ではありません。
ローカット化に加えて、N-Lockや改良されたTPUプレートを組み合わせることで、より機動性を意識したP400になっています。
短所(デメリット)
- クッション重視なので、超軽量バッシュとは方向性が違う
- 反応の鋭さだけを求めるプレイヤーには少し重く感じる可能性がある
- ローカットになったことで、ハイカットのP400より足首周りのホールド感は少なくなる
重量については海外公式ページで416gという記載があります。サイズによって変わるため、軽量バッシュというよりはクッション性と安定性を重視したモデルとして考えた方がよいでしょう。
Q & A
Q.P400とP400 Lowはどちらがおすすめ?
➡️クッション性と安定感を最優先するならP400、動きやすさも重視するならP400 Lowがおすすめです。
P400 Lowは、P400と同じ二層構造Fresh Foam Xを採用しています。
そのためクッション性というP400の長所を残しながら、ローカット化によって機動性を高めています。
Q.ガードでも履けますか?
➡️もちろん着用OKです。
むしろP400 Lowは、P400よりもガード・ウイングプレイヤーが選びやすくなったモデルだと思います。
履き口が低くなったことで足首周りを動かしやすくなり、さらに前足部のTPUプレートが素早いカットや方向転換をサポートしています。
ただし、軽さだけを最優先するプレイヤーには、P350などの軽量系モデルの方が合う可能性があります。
Q.幅広の足でも履けますか?
➡️P400 LowにはDと2Eの2種類の幅が用意されています。
このシューズ自体がもともと広めの設計となっています。
その上、2EとDと幅が用意されています。
幅広のプレイヤーは2Eを選べるため、サイズ選びの自由度が高いモデルです。
シューズ総評
ニューバランス P400 Low は、P400の魅力である高いクッション性を残しながら、機動性を高めたローカットモデルです。
フルレングスの二層構造Fresh Foam Xによるクッション性に加え、N-Lockによるホールド性、改良されたTPUプレートによる推進力を組み合わせています。
個人的には、
「クッション性は欲しい。でも、ハイカットのP400ほど重厚な感じはいらない」
というプレイヤーに面白いモデルだと思います。
特にガードやウイングのように、クッション性を確保しながらカットや切り返しも多用するプレイヤーには、P400よりもこちらの方が好みに合う可能性があります。
一方で、軽量性や鋭いレスポンスを最優先するなら、P400 Lowは少し方向性が違います。
「柔らかいクッション+安定感+動きやすさ」
この3つをバランス良く求めるプレイヤーにおすすめしたい一足です。
みなさんのシューズ選びの参考になれば幸いです。

