D Rose 10 のスペック紹介
品 番 : EH2099
ラスト : レギュラーラスト
価 格:16,000 +tax
サイズ : 24.5 – 31.0 cm
重 量 : 390 g(26.0cm)
アッパー : シンセティックアッパー
クッション材 : BOUNCEミッドソール
ヒールカウンター : TPUヒールカウンター
アウトソール : ヘリンボーン意匠・ラバーアウトソール
シューズレビュー
鮮やかにディフェンダーを抜き去るなら、このデリック・ローズスタイルで。リーグ史上最年少でMVPに選ばれた、彼の活躍に刺激を受けてデザインされたシューズ。ペイントエリアに攻め込む際にそのホールド力が光る、快適で安定感のある作りが特徴。目にも止まらぬ速さのカットやピボット、ターンを支える一足。
(アディダス 公式サイト:https://shop.adidas.jp/products/EH2099/)
実際に着用してみたので簡単なレビューを書いていきます。
クッション材としてライトストライクも使用されておらず、シューズ自体のスペックとしては、決して高くありません。
非常にシンプルな作りだな、というのが第一印象でした。
シンプルが故かもしれないですが、とても足入れがしやすいシューズでした。
アッパーの合成素材がやわらかく、かつフィット感もあります。
フィットしますが窮屈感はなく、やさしい足触りです。
ヒールパーツもしっかりしているため、かかとのホールド感もあります。
フィット感の高さはそれも影響していると思います。
かかとのクッションもバウンスですが、厚みがあるため十分感じられます。
正直あまり期待はしていませんでしたが、思っていたよりも良いシューズだと思いました。
すごくずば抜けて良い部分はないですが、悪いところもないような安定して使えるシューズではないでしょうか?
【7月15日発売】
ローズに関する小話
自分が初めて合った(直接見た)NBAプレーヤーはデリック・ローズでした。
NBAを観戦にアメリカに行ったわけではなく、アディダスのキャンペーンでローズが日本に来るとのことで、そのイベントに参加をしました。
前十字靭帯断裂から復帰の年だったので、こちらは心配しながら見ていた思い出があります。
ここからはローズのシューズの歴史を。
2008-2009年シーズンからNBAで活躍しているデリック・ローズ。
2011年に史上最年少でシーズンMVPを獲得。
その際にアディダスと14年で1億8500万ドルという高額な契約を締結。
それからシグニチャーシューズが発売されています。
当時アディダスが押していた、軽量・スピードモデルの「アディゼロ」にローズの名前をつけた「Adizero Rose1」から歴史が始まっています。
自分の思い出としては「Rose 5」。
当時スポーツ量販店で働いていた自分もエメラルド・グリーンのカラーを購入し、仕事靴として履いていました。
アディダスの新素材であった「Boost」と搭載し、トップクラスのシューズ。
ただ、当時のローズは前十字靭帯断裂など相次ぐ故障でほとんどプレーできていませんでした。
それからは契約があるため個人の活躍とは別にシグニチャーシューズは販売され続けていきます。
いまではハーデンやリラードにアディダス の顔を譲り渡しており、彼らのシグニチャーシューズのように、最新素材は使われていません。
取り扱いのある店舗も少なくなってきています。
それでも引退せず、プレーを続けているデリックローズ。
ここ数年は復調の兆しが見えます。
かつてのようなスピードプレーは見れないにしても、長くNBAでプレーして欲しいと思っています。
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