シューズの概要紹介
優れたコントロールスキルで攻撃。減速し始めるのが早ければ早いほど、加速や方向転換をよりすばやく行うことが可能。 カイリーは、体の動きをコントロールする能力を生かしてディフェンダーを惑わせつつ、自分をコントロールしています。 カイリー インフィニティ- EPは、優れたクッション性、ぴったりのフィット感、両サイドのトラクションによって、プレーヤーが必要に応じて加減速し、自ら生み出したスペースを生かせるようサポートします。
(NIKE公式サイト)
今季はまだプレーすることが出来ていませんが、カイリー・アービングのシグニチャーシューズ第8弾です。
「カイリー・インフィニティ」という名前で、「カイリー8」という表記ではないので自分もはじめは「?」が頭に浮かびました。
調べてみると、「8」を横に倒すと「∞(無限大)」になります。そこから「∞(インフィニティ)」という名前になっているとわかりました。
カイリー・アービングとは?
Embed from Getty Images1992年に生まれたバスケットボールプレイヤーです。父親がオーストラリアのメルボルンでプロバスケットボールプレイヤーとして活躍していた関係上、オーストラリアで生まれていますが、国籍はアメリカ合衆国となっています。
高校時代から頭角をあらわし、名門のデューク大学へ進学します。
大学では1年間だけプレーしたのちNBAへアーリーエントリーし、NBA選手としてのキャリアをスタートさせました。
アービングのプレースタイルは?
PG(ポイントガード)として出場することが多いですが、比較的パスよりも得点を重視するようなプレースタイルなので、SG(シューティングガード)もこなすコンボガードといえます。
得点をとる能力が高く、外からのシュート、内へ切れ込むプレーなどどこからでも得点をとることができます。
ドライブをして切り込む際にシューズの側面を使ってグリップをする動きが特徴的で、シグニチャーシューズはそういったカイリーの動きを最大限サポートするような作りになっています。
Embed from Getty Imagesそれではシューズのスペックを見ていきましょう。
シューズ のスペック紹介
品 番 : DC9134
ラスト : EPラスト(アジアラスト)
価 格:17,050 円(税込)
サイズ : 23.0 – 31.0 cm
重 量 : 355 g(26.0cm)
アッパー : エンジニアードメッシュアッパー
アッパーは柔らかいメッシュ素材でできているので足触りはやわらかいです。
EPラストでも若干幅は細く感じますが、フィット感がすごくよいです。
特に銀色のバンド部分で甲回りのフィット感が良くなっているのを感じます。
ミッドソール(クッション材) : ZOOM AIR + Air Zoom Strobel
前足部分には、ソックライナー(インソール)とミッドソール(ファイロン)とエアズームストロベルの3層クッショニングで衝撃吸収のほか、蹴り出す際の反発性を発揮してくれます。
さらに、今まではこの前足部分しかズームエアが搭載されていなかったのですが、今作で初めて後足部分にも搭載れてるようになっているのでクッション性は全体的にアップしています。
実際に足を入れてみれば、その良くなったクッション性を感じるはずです。
アウトソール : XDRアウトソール
アウトソールはヘリンボーンをベースにした変則的な意匠になっています。
足を入れてみてもしっかりとグリップしてくれる印象です。
今までのカイリーモデルとは違って、サイド部分の巻き上げが控えめなのも個人的には良いと思いました。
アウトソールが巻き上がっていることでシューズのサイド部分でもグリップが効く、という機能でしたが、そのせいでシューズの安定性があんまりないなと思っていたので、そこが改善されているのが好印象でした。
シューズレビュー
かかとチェック
前作まではクニャクニャだった部分はしっかりと硬く作られていました。
そのおかげで体を支える機能もありますし、シューズを履いた際のかかとのフィット感も上がっています。
前足部屈曲性チェック
前足部分を手で曲げてみる分には硬く感じましたが、実際に履いてみるとそこまでの硬さは感じませんでした。女性プレーヤーでも十分に履けるかもしれません。
シューズ総評
シューズの見た目としては前々作の「カイリー6」のベルトを取ったようなデザインになっていますが、シューズのフィット感、クッション性はかなりレベルアップしているように思います。
サイズ感やシューズの硬さが合うかどうかは試し履きをしてほしいですが、比較的どの層のプレーヤーにもおすすめできるシューズになっていると思います。
シューズ選びの参考にしていただけたら幸いです。
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