ダラス・マーベリックスのガード、ルカ・ドンチッチの3足目のシグニチャーシューズとなるルカ 3は、ディフェンダーとの距離を確保する急停止の動きにもしっかりとバランスを確保するデザインです。
(NIKE公式サイトより)
前作のレビューはコチラ
シューズの概要紹介
ルカ 3のインスピレーションとなったのは、ドンチッチが好きな高性能なスポーツカーです。推進力のあるモーターや、コントロールと俊敏性を確保するシャーシなどの優れた車の特徴は、スピードとコントロールを生かしたオフェンスが持ち味のドンチッチのプレーにも現れます。アウトソールにはレーシングタイヤのトラクションから着想を得た、ヘリンボーンパターンが用いられています。その他、シートベルトの素材を模したプルタブや、高速走行からインスパイアされたエンジニアード・テキスタイルのアッパーに施された波状のストライプなど、巧妙なディテールが施されています。(NIKE公式サイト)
シューズ のスペック紹介
品 番 : HQ5055、FQ7455
ラスト : PFラスト
価 格: 16,830 円(税込)
サイズ : 23.0 – 34.0 cm
重 量 : 380 g(27.0cm)
アッパー : 合成皮革アッパー ・ ISOプレート
パッと見るとごわつきそうなアッパーではありますが、意外とそうでもありません。
軽く柔軟性のあるアッパーで、足を入れてた際の足触りも程よいフィット感があり良好です。
柔らかいアッパーではあるのですが、幅は少し細めなので試しばきなどでサイズは確かめてください。
サイド部分は ISOプレートが搭載されており、横の動きに対する安定感を提供してくれます。
軽量のプレートなのでシューズは重くなりすぎず、左右のブレにはしっかり対応してくれます。
つま先部分に少しついているプレートも、蹴り出しの際に効果を発揮してくれます。
ミッドソール(クッション材) : クシュロン3.0フォーム
ミッドソールにはフルレングスでクシュロンフォームが採用されています。
クシュロン独特の柔らかさ・弾力を履いてみると感じられると思います。
この柔らかさで、かかとからつま先への体重移動をサポートしてくれます。
ミッドソールが柔らかすぎると左右の安定性が失われがちですが、そこはISOプレートがサポートするかたちとなっています。
アウトソール : ラバーソール
アウトソールはXDRではなく通常のラバーを採用しています。
母子球下と、かかとからつま先に抜ける部分とで素材を分けています。
プレーする上でそれほど違いは感じないかもしれませんが、ラバーが硬くあって欲しい部分に耐久性のある素材が使われているイメージです。
試し履きチェック
試し履きをしてみました。
前足部分は甲の高さは比較的あるものの、幅に関しては若干狭めでした。
幅が足にあえばフィット感も足入れはしやすいシューズでした。
今作はクッション性が重視されているため、かかと部分も前足部分も沈み込むようなクッション性があります。
サイトパーツが付いていますが、正直そこまで安定性は高くありません。
ないよりはマシなのは間違いないですが、安定性に関してはそこまで期待値を高くもたない方がよいです。
シューズ総評
いかがでしたでしょうか?
同じ「ルカ」シリーズでも、初代は軽量重視、2代目は安定性重視、この3代目はクッション性が重視されたイメージのシューズに変わってきています。
流通量も増えて、比較的販売店でも目にしやすいシューズなので、みかけたら試してみる価値はあるシューズだと思います。
みなさんのシューズ選びの参考になれば幸いです。
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