ルカ・ドンチッチ シグニチャーシューズの第4弾です。
フィット性と安定性が特徴であるこのシューズ。
ドンチッチのステップワークにも耐えられるように設計されています。
今回はどのようなシューズになっているのでしょうか?
早速スペックを見ていきましょう。
前作のレビューはコチラ
シューズの概要紹介
一切の迷いなくプレーするルカ・ドンチッチ。 勝敗を決するシュートを余裕で決め、ディフェンダーはお手上げ状態。そんな様子をまったく気にも留めません。 そんなプレーヤーのためにデザインするシューズとは? 求められるのは、ステップバック、ユーロステップ、ポストで敵をあざ笑うプレーに最適な快適な履き心地と、しっかりとしたサポート。それを実現するのが、Flightwireケーブル、 IsoPlate、 Cushlonフォーム、 Air Zoomユニット。 このすべてが必要です。 つまり、彼のような恐るべきプレーヤーには究極のシューズが必要なのです。(ナイキ公式サイト)
シューズ のスペック紹介
品 番 : HF0824
ラスト : PFラスト(アジアラスト)
価 格:17,160 円(税込)
サイズ : 24.0 – 31.0 cm
重 量 : 380 g(27.0cm)
アッパー : Flightwireテクノロジー
アッパーには柔らかく軽い人工皮革素材を使用。
さらに、ルカ1でも使用されていたFlightwire(フライワイヤー)も使用することで、丈夫ながら柔軟性のある履き心地を実現しています。
サイド部分にはIsoPlate(アイソプレート)を搭載し安定性も確保。
アイソプレートとフライワイヤーの組み合わせで足を包み込むようなサポート性と、力強いステップにも耐えられる安定性をもたらしてくれます。
ミッドソール(クッション材) : Cushlon 3.0
ルカ4のミッドソールはフルレングス(前から後ろまで全体)でクシュロンフォームを搭載。
柔らかな履き心地と反発力もあり、かかとからつま先までの体重移動をスムーズに行ってくれます。
さらにフォアフット(前足部分)に ズームエアを搭載し、反発性を生かした素早い動き出しを可能にしています。
アウトソール : XDRソール
アウトソールにはXDRソールを使用。
XDRは硬く耐久性があるため、外のコートでも使用することができます。
中国では屋外のコートが主流になっているため、PFモデル(アジアモデル)ではこの使用になっていることが多いです。
アウトソールの意匠はヘリンボーンパターン(山型のパターン)が採用されています。
グリップ力をだすための定番のパターンのため、しっかりとしたグリップが期待できます。
シューズレビュー
同じシグニチャーのシリーズでもそのままの特徴で継続されず、新モデルが発売されると特徴がガラッと変わってしまうということがよくあります。
今回のルカ4がまさにそれです。
今回はかなり軽量性のようなモデルになっています。
アッパーも柔軟性があり足入れをしやすいのですが、安定性はあまりなく、シューズがねじれやすかったり、サイドステップした際にしっかり止まれずグラつくような感覚がありました。
体重のあるプレイヤーがこのシューズで「ユーロステップ」「ステップバック」はあまりできないのでは?という印象です。
こんなプレイヤーにオススメ
・軽量系のシューズをお求めのプレイヤー
足入れもしやすく、柔軟性もあるので履きやすいシューズなので、軽く・ローカットのシューズをお求めの方には良いかもしれません。
ただ、このシューズを選ぶくらいなら、アシックスのグライドノヴァやアンプレアルスローを選んだほうが質の良いプレーができると思います。
・そんなに運動量が多くないファンプレイヤー
バスケは趣味でしているようなそんなに運動量が多くないプレイヤーであれば、履き心地や見た目でシューズを買っても良いと思います。
部活やクラブで真剣にプレーしているような方はあまり向かないと思います。
シューズ総評
いかがでしたでしょうか?
今までのルカシリーズと比べるとあまりオススメできるシューズではないかなという印象です。
実際に評判もそれほど良くないように思います。
可能であれば一度試し履きをしてみてから購入を検討されると良いかと思います。
みなさんのシューズ選びの参考になれば幸いです。