お子さんや学生、一般の方まで初めてバスケをやる方がシューズを選ぶ際の注意点を書いていきます。
まずジュニアの足の特徴について
骨化が完了しておらず、足型が変化していきます。
足が細い・かかとがちいさい・足の力が弱い・腱がやわらかい、などの特徴があります。
成長期に間違ったシューズを履くとプレーしにくいだけではなく、足部の変形など深刻な障害に発展してしまうおそれがあるので気をつけましょう。
シューズの選び方
足のサイズは必ず測ってもらいましょう。
その上での目安は +0.5〜1.0cm。誰しも左右の足に違いがあるので必ず両足とも履くこと!
サイズ感としては足の指を動かせることが重要。
あまりに先の狭いシューズを選んでしまうと、扁平足や外反母趾になるため足指を圧迫しない程度のものを選びましょう。
一方で、「すぐ大きくなってしまうから」と大きすぎるシューズも正しい足指の使い方を覚えられなくなるのでダメです。
シューズの寿命は半年から長くて1年ほどです。足が大きくなって履けなくなるころにはシューズもダメになっている可能性があるので、今あったサイズを選びましょう。
バスケ初心者のシューズの選び方
子供・大人含めて、バスケを始めてやる方のシューズ選びで重要なことは、
足に負担をかけないということ。
クッション性や軽さなどシューズの特徴はいろいろとあるが、無理なく屈曲できる柔らかいシューズを選ぶことが重要です。
手で持ってみて、前足部を曲げてみましょう。シューズ毎、メーカー毎で硬さの違いがあるはずです。
柔らかさを確認した上で、試しばきをしてみましょう。
それともうひとつ考慮した方が良いのが ヒールの硬さです。
シューズのかかと部分を指で挟んでみて、硬くしっかりできているものを選びましょう。
注意点として、ヒールパーツがついているシューズがありますが、その部分だけではなくかかと部分全体をチェックしましょう。
なぜかかとがしっかりとしたシューズが良いのかは別記事で解説します。
シューズが決まったら、早速履いてみましょう。
初めは難しいかもしれませんが「正しいシューズの履き方」をしてみてください。
その履き方をした上で、立って見て以下のポイントを確認しましょう。
○つま先に少し(1cm弱)の余裕があるか
○足指を圧迫していないか(足指でグーパーできるか)
○履き口はフィットしているか(くるぶしが当たらないか)
○かかとが上がらないか
座ったままではなく、立って確認しましょう。
片足立ちをしたり、できるのであればジャンプしてみるとよりよいでしょう。
(お店の人に確認してやってみてください)
以上を確認してみて問題なければ大丈夫です。
デザインも重要ですが、ケガなく楽しんでできることが最も重要なので、シューズはきちんと選びましょう。
コメント