オールスター にも常連で、NBAを代表する選手になったジェイソン・テイタムの初シグニチャーシューズが登場しました。
今まではジョーダンのテイタムカラーは発売されていましたが、自分の名前を冠にしたモデルは初。
はじめの一足は動物園にインスパイアされたカラーリングですが、この後セントルイス、好物のピンクレモネード、バーバーショップモデルの発売も予定されています。(2023年4月現在)
シューズの概要紹介
ジェイソン・テイタムにとって、コートでプレーする時間と同様に、家族と過ごす時間も大切であることを上質なカラーで表現。 テイタム 1 “Zoo”は、ジェイソンが息子と過ごすお気に入りの動物園にいる動物をイメージしたデザインです。 アッパーで交差させたキリン、シマウマ、ヒョウ柄のプリントで、テクスチャーとカラーのレイヤーを追加。 シュータンの刺繍でもアニマルテイストを演出。 クラシックでポップなユニバーシティレッドで、Jordanの伝統を継承。(NIKE公式サイト)
Launch day: @JayTatum0 & @Celtics coaches laced up the Jordan Tatum 1 pic.twitter.com/wjo7yPtIUa
— Nick DePaula (@NickDePaula) April 8, 2023
シューズ のスペック紹介
品 番 : DX6734 ほか
ラスト : PFラスト(アジアラスト)
価 格: 14,300 円(税込)
サイズ : 25.0 – 32.0 cm
重 量 : 320 g(26.0cm)
アッパー : 軽量メッシュアッパー
アッパーは軽量のメッシュアッパーで構成されており、かなりの軽量化がされています。
メッシュの素材1本1本は比較的強い素材を使用しているので最低限の安定性は担保されています。
PFラストですが、そこまで広くは感じなかったのでアッパーの素材と合わせてフィット感は試し履きで確かめていただきたいです。
ミッドソール(クッション材) : 前足部 ZOOM AIR
外からでも見える前足部分にズームエアが設置されています。
ズームエアの特徴として、空気によってのクッショニングなので、軽量化を重視しているこのシューズにこそぴったりの素材なのかもしれません。
中足部にプラスチックのフレームが設置されておりこれによって安定性や耐久性を確保しているとのことですが、実際に手にとってみるとそれほど剛性はなくちょっと不安になるような作りになっていました。悪く言うとちゃっちいイメージもあったので、ネットで買わず直接見てからの購入をオススメします。
アウトソール : 軽量化 ラバーソール
軽量化させるためにアウトソールのラバーは最小限だけ設置されています。
走る時や跳ぶ時に負荷のかかる前足部は重点的にラバーが置かれています。
それ以外の部分ではあまりグリップが期待できません。
ミッドソールからアウトソールにかけての部分もスカスカで、グリップさせる際に体重を支えてくれるのかも不安要素です。
一定の動きに対してグリップを効かせることができそうですが、オールラウンドに動くプレーヤーにはあまりオススメができないかもしれません。
シューズ総評
シューズの説明を見た時から気になっていましたが、かなり軽量化されたシューズになっています。
テイタムのハードワークさからあまり想像していなかった作りなので少し驚きました。
今までのシューズで言うと、ウェストブルックの「WHT NOT」のように前足部のズームエアを最大限に使って、爆発的な反発力を生み出すシューズです。
シューズの軽さも相まって、うまく履きこなすことができれば武器になるシューズかと思います。
ただ、軽量化されていることで安定感は削ぎ落とされているので体への負担は大きくなります。
テイタムのような強靭な体を持ってして履きこなせるシューズなのかもしれません。
ぜひ試し履きをしてみて、ご自身に合うかどうか確かめてみてください。
みなさんのシューズ選びの参考になれば幸いです。
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