軽量性が特徴で学生の着用率では NO.1 を誇る人気シリーズです。
発売が延期されていましたが、6月から順次商品が発売されていくようです。
前作「GELHOOP V13」のレビューはコチラ
シューズの概要紹介
GELHOOP V14は、軽やかにコートを駆け回る素早いプレーをサポートします。アッパーの大部分にはコーティングされたメッシュ素材を採用し,縫い目を少なくすることで軽量性とフィット性を追求しています。ミッドソールに使われているFLYTEFOAM™が、軽量性とクッション性の両立を追求します。また、後足部のGEL® テクノロジーが、急な停止や着地時のクッション性を向上します。 中足部に配置されたTRUSSTIC™ が、安定性を追求します。(アシックス 公式サイト)
シューズ のスペック紹介
品 番 : 1063A050
ラスト : ナロー・レギュラー・ワイド
価 格:14,630 円(税込)
サイズ : 22.5 – 30.0 , 31.0 cm
重 量 : 325 g(26.0cm)
アッパー : BREATHED COAT メッシュ
前作のゲルフープV13では、中足〜後足部にかけてはメッシュ素材、前足部は耐久性を出すために人工皮革を使用しています。
今作ゲルフープV14は全面メッシュ素材を使用しています。
ただのメッシュ素材ではなく、BREATHED COAT (ブレイズド コート)というメッシュ素材を使用しています。
BREATHED COAT はメッシュ特有の軽量性・通気性は保ちつつ、表面にポリウレタンコーティング加工をしてあるため耐久性が上がっている素材です。
この BREATHED COAT はかつて販売していた BLAZE NOVA(ブレイズノヴァ)のアッパーに使われていた素材と同じものです。
ゲルフープシリーズの課題であった、メッシュ素材の耐久性アップを実現しています。
改善点として、前作はフィット感を高めるためにシューレースホールにループを採用していましたが、そのループが外れてしまうという不良が多数発生していました。
また、メッシュと人工皮革の境目から剥がれてしまうという不良もありました。
BREATHED COAT メッシュを採用したことで、ループがなくてもフィット感が高く、人工皮革を使わなくても耐久性の担保が期待できます。
ミッドソール(クッション材) : FLYTEFOAM ・GELクッション
ミッドソールには反発性もありかつ軽量のフライトフォームを使用しています。
かかと部分はクッション素材としてゲルも搭載されています。
この辺りの構造は前作と変わっていません。
アウトソール : N.C ラバー
アウトソールはグリップに定評がある N.C ラバーを使用しています。
垂直に力がかかる部分には同心円状、横に力がかかる部分にはヘリンボーンの意匠となっています。
これにより、あらゆる状況でグリップ性を発揮することができます。
こちらも前作から変更されていません。
シューズレビュー
かかとチェック
ヒールパーツは付いていませんが、内部に芯がはいっているので今作もしっかり硬くできています。
前作と比べると、内側のスポンジ部分が厚くできているためシューズを履いた際ののフィット感も良くなっています。
前足部屈曲性チェック
ゲルフープシリーズの屈曲性は定評があるので、柔らかくできています。
シューズの前足部分が柔らかい(屈曲性がある)ことでしっかりとグリップを効かせることができるので、動きやすさだけではなく、グリップ性もこのシューズの特徴となります。
試し履きチェック
実際にシューズを履いてみました。
シューズのラストがレギュラー・ワイド・ナロー(スリム)と種類があるので足に合わせやすいシューズになっています。
自分の足はレギュラーなので、実寸+0.5〜1.0cmで十分に履けます。(+0.5cmでも窮屈感はなく履けるため、フィット感良く履きたい人はその大きさでも良いかもしれません)
かかとチェックの部分で書きましたが内側のスポンジ部分は若干厚めにできています。
その分、自分はさほど気にならなかったのですが、履いた際にゴワついた印象をうける人もいるようです。
また、アッパーがフレイズドコートに変わったことで前足部の履き心地は若干タイトなような気もします。
そのあたりは試し履きでチェックをしてもらいたいと思います。
いろいろ書きましたが、基本的には間違いないシューズなのでぜひ試してみてください。