世界で一番有名なシューズといっても過言ではない、「エア・ジョーダンシリーズ」
マイケル・ジョーダンのために作られたシグニチャーシリーズです。
ジョーダン引退後も継続して発売され続けています。
ルカやホワイノットなど、ジョーダンブランドの選手モデルシューズは出ていますが、ジョーダンオリジナルのシューズとしてのクオリティの高さがあります。
今回はそのジョーダンシリーズのローカット版である、エア・ジョーダン37 ローを紹介していきます。
シューズの概要紹介
ジャンプ力とスピードを高めるシューズで、コートでのプレーをレベルアップしよう。 最新のAJは、踏み切りと着地を追求したデザイン。複数搭載されたAirユニットで地面から飛び立ちます。 丈夫で強化されたレノ織りの素材を使用したアッパー。足をしっかりと固定し、妥協を許さないプレーをサポートします。 このローカットモデルは、屋外コートでのプレーに適したデザインです。(NIKE公式サイト)
シューズ のスペック紹介
品 番 : DQ4123
ラスト : PFラスト(アジアラスト)
価 格: 20,350 円(税込)
サイズ : 22.5 – 32.0 cm
重 量 : 370 g(26.0cm)
アッパー : 合成皮革 軽量アッパー
アッパーは薄めの合成皮革が使われています。
さらに、絡み織り部分(黒色の部分)があり、なおかつローカットということで、見た目以上にシューズの軽さを感じます。
軽さはあるものの、必要部分は補強されているためシューズ自体の安定性もわりと感じます。
日本(アジア)モデルはPFラストになっているので前足部分のゆとりもあるので、足入れはしやすくなっています。
ただ、アッパー素材が薄く強い素材が使われている分、足触りはそれほど良くなくフィット感もイマイチという印象でした。
ミッドソール(クッション材) : 2重構造AIR + Formula 23
前足部分にはエアズームストロベルとエアズームのユニットが搭載されています。
足を入れると前足部分のエアを十分に感じられるので、蹴り出しやジャンプの着地の際にその性能を発揮してくれます。
ミッドソールはベースにファイロン、かかと部分にはフォーミュラ23を採用。
フォーミュラ23は軽量性と反発性に優れた素材で、かかと部分のクッションを担っています。
アウトソール : XDR ソール
日本(アジア)モデルは固めで屋外コートでも対応しているXDRソールを採用しています。
意匠はヘリンボーン(山型)を崩したようなパターンになっています。
アウトソールとミッドソールの間にプレートを挟んでいるため、硬さは出ますが安定性向上を担っています。(中足部下の黒色の部分)
アウトソール 自体は前足部・後足部に分かれたセパレートタイプ。
前足部のエアの反発力を生かすことができる作りになっています。
シューズレビュー
かかとチェック
ジョーダンやナイキのシューズの中では珍しく、かかと部分に芯が入っていて硬くできています。
フィット感が合うかを確認する必要はありますが、この部分は良くできてると思います。
前足部屈曲性チェック
ミッドソールとアウトソールの間に安定性を高めるためのプレートが入っているため、多少の硬さはあります。
一般のプレーヤーが履く分には問題ないかと思いますが、体の小さいプレーヤーや女性プレーヤーが履く場合は気をつけてください。
試し履きチェック
上にも少し書きましたが、アジアラストなので前足部は比較的広く履きやすいです。
ただ、フィット感が良いかとあまりそうは感じられませんでした。
なので、インソールは変えて履きたいなという印象です。
前足部・後足部ともともとクッション性の高いシューズなので、シダス・アクションのようなクッション性もあるようなインソールは合わないと思います。
カスタムバランスのようなもともとのクッション性はそれほどなく、足を支えるような作りになっているものを使うのが良さそうです。
価格は高価ですが、ネームブランドというだけではなく機能的にも良くできたシューズになっていると思います。
ただ、履く人は選ぶシューズなのでその点は慎重になって選んでみてください。
みなさんのシューズ選びの参考になれば幸いです。