シューズの概要紹介
もしExhibit Aがアスリートだったら、オールラウンドなプレイヤーになっていただろう。安定性とスピードを発揮する、汎用性に優れたこのアディダス バスケットボールシューズは、練習以外でも着用できるデザインをまとっている。通気性に優れたアッパーは、必要な箇所のサポート力を強化している。また、ダイナミックな動きをサポートする軽量のLightstrikeミッドソール搭載。
(アディダス 公式サイト)
アディダスのシューズの中で、選手モデル(シグニチャーモデル)ではない種類のシューズで、今まで出ていたプロバウンスシリーズの後継にあたるシューズです。
環境負荷も考えられており、シューズのアッパー部分にはリサイクル素材が使われています。
シグニチャーとうたっていないシューズですが、東京オリンピックではアメリカ代表のザック・ラビーンが着用していました。
それではシューズのスペックを見ていきましょう。
シューズ のスペック紹介
品 番 : H67737,H67738(カラーごとでバラバラ)
ラスト : レギュラーフィット
価 格:12,100 円(税込)
サイズ : 22.5 – 31.0 cm
重 量 : 370 g(26.0cm)
アッパー : テキスタイルアッパー
テキスタイル(織り込まれた)メッシュの素材に、サポート素材も重ねた2層構造になっています。
ライニング(シューズの裏地)もテキスタイル構造で足触りが良く、通気性も良い作りになっています。
サイドステップの際に負荷のかかる場所には補強素材も付けられています。
ミッドソール(クッション材) : Lightstrikeクッショニング
クッション材はアディダス 独自の素材で、軽量性・反発性に優れたライトストライクを使用。
ミッドソール部分から繋がったヒールパーツでかかとのブレを減らし、安定感がでるようになっています。
アウトソール : ラバーアウトソール
山型のヘリンボーン意匠を採用することが多かったのですが、今作はひし型を採用しています。
前からかかとまでひと繋がりのフラットソールで地面をしっかりと捕らえることができる作りになっています。
シューズレビュー
かかとチェック
TPUのヒールパーツがついていますが、芯が入っている感じでもなく、それほど硬くはありませんでした。
前足部屈曲性チェック
ちょっと硬めですが、実際に履いてみると大人の自分にとっては心地よいくらいの強度でした。
試し履きチェック
レギュラーフィットとなっていますが、前足部は若干細めです。
アッパーの素材は柔らかいですが、足幅のある人にはキツく感じるかもしれません。
あとかかとのホールド感はもう少し欲しいところです。
足が合えば履き心地はそこそこ良いです。フィット感もあり、軽さもあります。
フラットソールで、フルレングスでライトストライクが搭載されているので地面をしっかり捉えている感触はあります。
ただ、アーチサポートは一切ないです。平らな地面に立っているような感じがします。
インソールを入れ替えるのもひとつの方法かもしれません。
シューズ総評
GELHOOPまでとは言いませんが、軽量でフィット感もあり、価格とのバランスを見ても十分に合格点だと思います。
かかとのホールド感やアーチサポートが全くないので、インソールを変えて、かかとの収まりとアーチサポートをプラスすればなお良くなるような気がします。
コメント