「ゲルフープ」と共にアシックスのバスケットボールの象徴ともいえるシューズがこの「ゲルバースト」です。
ゲルバーストはスピードをコンセプトにコート中を走り回るプレーヤーに向けたシューズ。
それではゲルバースト27のスペックを見ていきましょう。
前作のレビューはコチラ
シューズの概要紹介
中足部から前方向に伸びがトラスティックが,ダッシュ時に反発性を発揮し,プレーヤーの加速をサポート。アッパーにソフトで厚みのあるメッシュを採用し,足を包み込むようなフィット性を追求.また足首周りを2重構造にすることでホールド性を追求.かかと部には樹脂製の大型ヒールカウンターを配置.ホールド性を追求し,スピードにのったプレー中のかかと部のブレを抑制。(メーカー公式サイト)
シューズ のスペック紹介
品 番 : 1063A066(WIDE : 1063A065)
ラスト : レギュラー・ワイド
価 格: 18,150 円(税込)
サイズ : 23.5 – 31.0 cm
重 量 : 340 g(26.0cm)
アッパー : メッシュアッパー
 アッパー素材には今までよりも厚めのメッシュ素材を採用しています。
アッパー素材には今までよりも厚めのメッシュ素材を採用しています。
通気性やフィット性を確保しながらも、ゲルバースト特有の安定性を損なわないような設計になっています。

また、足首部分が2層構造になっているのでシューレースを締めた際に足のホールド感が良くなるようになっています。

このアッパー部分が今作「ゲルバースト27」の最大の改良点です。
シューレースを締める際は、つま先部分よりも足首部分を強く締めることが大事なので、これは重要なポイントです。
また、今回の「27」はミドルカットですが、「26」と比べると少し履き口が低くなっています。

「27」のモデルからゲルバーストのローカットモデルが廃止になったということも関係しているのかもしれませんが、ミドルカットとローカットの中間くらいの高さになっています。
履いてみるとちょうどくるぶしにかからないくらいの高さになっているのがわかります。
ミッドソール(クッション材) : FLYTE FORM + GEL

ミッドソールに関しては前作からほとんど変更をしていません。
ミッドソールには軽量かつ反発力のあるフライトフォームを使用し、クッション材としてかかとの内部にゲルを搭載しています。
アウトソール から繋がる大きめのトラスティックが、走っている時の加速をサポートしてくれます。

(GELBURST26の記事から転載)
このトラスティックとかかと部分のヒールぱーつが安定性の向上に関わってきます。
これによってゲルフープにはない、ゲルバースト特有の「しっかり感」が出ます。
アウトソール : N.C ラバー

アウトソール はグリップ性に定評のある エヌ・シー・ラバー を使用しています。
パターンに関しても前作からほとんど変更はありません。

(GELBURST26の記事から転載)
シューズレビュー
かかとチェック

ヒールパーツによってかかとの側面(後面)も支えてくれるので、安定感があります。
シューレースをしっかり結ぶことでフィット感もかなり良いです。
前足部屈曲性チェック

ゲルフープと比べるとがっちりできているのがゲルバーストの特徴ですが、アッパーも比較的やわらかく、ソールに屈曲溝があるため、そこまで硬さを感じません。
スムーズに足を運ぶことができると思います。
試し履きチェック

試し履きをしてみました。
足の実寸+1.0cmで十分に履くことができます。ワイドタイプもあるので幅が気になる方はそちらでも良いかもしれません。
2重になっている履き口部分も2段ハトメで結ぶとかなりフィット感が良くなります。

バースト特有の安定感もありながら、今回のシューズはかなり軽量化もされています。
バスケットシューズにおいて重要な機能である、通気性・屈曲性・フィット性・軽量性・安定性・クッション性など全体のバランスが良いのがこの「ゲルバースト」シリーズだと思っています。
今回のモデルも学生から一般の方、男女問わず広い層に履いてもらえるシューズになっていると思います。
ブラックカラーはレフリー用としても使用可能です。
特に学生はレベルアップの1足としてこのシューズを選んでみてください。
みなさんのシューズ選びの参考になれば幸いです。

 
  
  
  
  

 
					 
					