シューズ のスペック紹介
優れたフィット性で、動きやすく、足首部分のやわらかい履き心地が向上。また、ジャカードのアッパーがしっかりとフィットしてサポートすることで、足をしっかり固定し、バランスを保ちます。アウターソールのTPU TRUSSTIC テクノロジーにより、安定性と推進力が向上。コートで素早くカットする時も、スピードを期待できます。
(アシックス公式サイト)
品 番 : 1061A038.103
ラスト : レギュラー
価 格:14,300 円(税込)
サイズ : 23 – 30 cm
重 量 : 315 g(26.0cm)
アッパー : ジャガードメッシュアッパー・モノソック構造
シューズ本体とベロが一体となっているモノソック構造。
前作とは違うメッシュのアッパーを採用しており、履いた際のやわらかさとフィット感が向上しています。
アッパーがやわからくなると「左右の安定感がないのでは?」と不安になりますが、メッシュの内側に補強パーツをつけておりサイドステップの際のサポート性が高くなるような構造になっています。
足を入れた印象も前作よりもカッチリとしている感じです。人によってはそれが「キツさ」につながってしまうかもしれません。
ミッドソール(クッション材) : FLYTE FOAM
ミッドソールにはアシックス独自のミッドソール素材であるフライトフォームを採用。
GELHOOPV13と同じ作りになっており、重さはそのままにミッドソールが厚くなっているのでクッション性(衝撃球種性・反発性)が高くなっています。
前作と履き比べてもミッドソールが厚くなっているのを感じます。
ヒールパーツがついていることで、かかとの安定性が高まっています。足を入れた際もかかとがしっかりしていることを感じます。
ただ、履く人によってはかかとをホールドするパーツがうまく合わず違和感を感じるかもしれません。
かかとについては後ほどもう少し詳しく書きます。
アウトソール : NCラバー・中足部トラスティック
場所にとって異なる意匠を配置することで、場面に応じてしっかりグリップできるように設計されています。
他のメーカーと比べても定評のあるNCラバーを採用しています。
中足部にはねじれ防止のためのトラスティック(TPUパーツ)を設置しています。トラスティックには通気口がありシューズの蒸れにも対応しています。
シューズレビュー
かかとチェック
上記したように、ヒールパーツも採用されているので前作よりもしっかりとしています。
かかとを内側で見て比べてみると、前作に比べて今作の方がかかとを支えるパーツが深いのがわかります。
それによってシューズのフィット感が高くなっているのですが、一方で合わない場合の違和感を感じる可能性が高くなっているかもと思いました。
前足部屈曲性チェック
GELHOOPと同じミッドソール、アッパーもメッシュ素材で柔らかくなっているので、屈曲性に関しては抜群です。
足とのフィット感が良いので足との連動性はバッチリで動きやすさは抜群です。
シューズ総評
シューズの総評としてはかなり良いシューズだと思いました。
前作もフィット感重視だったのですが、前足部がかなりゆとりがあって履く人によってはアッパーのあまりができて(シューズが甲高になっているので指の上あたりに空間ができる)が気になっていました。
今回の新作ではアッパーの素材の変更と合わせて、フィット感の点が改善されていたのでシューズが足に合えばとても良いシューズだと思います。
ただ、その「足に合えば」というのが重要で、フィット感がより強くなっているが故に、逆に足が合わなく違和感を感じてしまう人も多いのではないのかと思います。
実際に、履き比べて見ても前足部分はタイトに感じます。
上記したようにかかとのフィット感も確かめる必要があります。
安易にサイズアップすればよいという話ではないので、試しばきは必須です。
みなさんのシューズ選びの参考になれば幸いです。