ジャ・モラントとNikeはルックスもフィーリングもジャ自身を思わせるシューズを作り上げた
(引用 : https://www.nike.com/jp/a/ja-3-release-info)
今回のシューズはジャ・モラントの半生は詰め込まれたものになっています。
「アスリートとしてだけでなく、アーティストとしてのジャ・モラントの声に耳を傾けたかった」
と言われているだけあり、見た目も刺激的なシューズになっています。
そのシューズのスペックを早速みていきましょう。
前作のレビューはコチラ
シューズの概要紹介
ジャがコートに足を踏み入れれば、ショータイムの始まり。ジャのプレーを進化させるため、Nikeは彼と協力し、彼のシグネチャーシューズで最も反発力の高い一足を生み出しました。ジャ 3は軽量で丈夫なデザイン。フルレングスのHybrid ZoomXフォームを搭載した画期的なシューズです。ジャは、「ZoomXの反発性は驚異的。まるでジェット燃料です」と話しています。ジャを止めようとするディフェンダーにとっては悪いニュースです。XDRアウトソールが、屋外コートで優れたトラクションを発揮します。(ナイキ公式サイト)

(引用 : https://www.nike.com/jp/a/ja-3-release-info)
シューズ のスペック紹介
品 番 : HF2794
ラスト : EPラスト(アジアラスト)
価 格: 14,630 円(税込)
サイズ : 24.0 – 31.0 cm
重 量 : 370 g(27.0cm)
アッパー : メッシュアッパー

アッパーは軽量のメッシュアッパーとなっています。
ただそれだけではなく、ギザギザの装飾によってアッパーが補強され安定感がもららされるような作りになっています。
それによって激しいステップにも耐えられるようなシューズになっているといえます。
恐竜の爪痕のようなこのデザインがジャ・モラントの攻め気の象徴のようにも思えます。
ミッドソール(クッション材) : ZoomX

ミッドソールはフルレングスのズームXを使用しています。
EVAよりも軽く反発性の高い素材がズームXです。
やわらかいだけのミッドソールでは衝撃吸収性があっても反発の力が分散してしいます。
その分散が少なく抑え反発力をしっかりはっきしてくれるのがズームXという素材です。
前足部からかかとまでこのズームXを使用しているので、反発性に特化したシューズと言えます。
アウトソール : XDR

EPモデルのアウトソール はXDRを採用しています。
耐久性があり、屋内・屋外どちらでも使用可能がアウトソールです。
パターンとしては定番のパターンのように見えますが、恐竜の足の爪のような意匠になっているので禍々しいデザインになっています。
グリップするためのひっかかりが多いため、グリップ力も期待できます。
一方で、その分摩耗が早くなってしまうので耐久性には不安が残ります。
シューズレビュー

シューズを実際に試し履きしてみました。
フルレングスでズームXが搭載されたミッドソールは思った以上に厚く設定されていることもあり、足を入れる部分はかなり浅い印象でした。
そのため足幅は細く感じてしまったので、自分の足では+1.0cmでは少しタイトでしたが、アッパー素材が柔らかいので履けないほどではありませんでした。
履き口のスポンジが柔らかく、フィット感は上々でした。
ミッドソールが厚いのでクッション性(衝撃吸収性・反発性)は抜群に感じたものの、シューズの剛性、安定感は少なめに感じました。
かかと部分に芯が入っておらずかなり柔らかめ、かつ厚底のバッシュなので、捻挫癖があるようなかたは注意をしてください。
自分の体幹でバランスの取れないようなプレーヤーは負担が大きくなってしまいそうです。
こんなプレイヤーにオススメ
○ ジャ・モラントのようにスピードや反発力を利用したプレーを得意とするプレイヤー
一方で、ストップからのジャンプシュートを求められているプレイヤー、ディフェンスなどでハードワークが特徴のプレイヤーはこのシューズの良さをあまり活かせないと思うのであまりオススメできないかもしれません。
シューズ総評
いかがでしたでしょうか?
価格も14,000円ほどということでそこまで大きな期待はしないほうがよいが、クッション性は抜群のシューズでした。
デメリットを理解した上で、一度試して見ても良いと思います。
みなさんのシューズ選びの参考になれば幸いです。

