シューズの概要紹介
ルカのステップバックショットをイメージしたジョーダン ズーム セパレート PFは、コートで体をコントロールできるようデザインされた軽量のローカットシューズ。クッショニングは外側が硬く、内側が柔らかいため、バンクショットのときも、方向転換のときも、しっかり体重を預けることができます。バスケットを狙うとき、Zoom Airユニットが優れた反発性とクッション性をもたらします。PFバージョンは、屋外コートで優れた耐久性を発揮するXDRアウトソールを使用しています。
(NIKE公式サイト)
シューズの説明にもあるように、ルカ・ドンチッチのプレーのようなステップバックショットをイメージして作られています。
ルカ・ドンチッチ本人も着用しています。
ルカ・ドンチッチとは?
Embed from Getty Images1999年にスロベニアで生まれ、2021年現在はNBAのダラス・マーベリックスに所属し、エースとして活躍しているバスケットボールプレイヤーです。
若い頃から才能を発揮し、若干13歳でスペインのレアル・マドリードと契約をしています。
16歳でプロデビューをし、その年にユーロリーグでもデビューを果たします。
2017-18シーズンに最年少でユーロリーグのMVPとなり、NBAのドラフトへエントリーすることとなります。
NBAでは、200cm・100kg の体格を生かして、PG・SG・SF とポジションレスに活躍できるプレーヤーとなっています。
クイックネスが課題と言われていますが、手先の器用さやバスケIQの高さ、ロングレンジでもシュートを決めることができ、ポジションは違えど、ダラス・マーベリックスに所属していた、前エースのダーク・ノビツキーのような活躍を期待されています。
シューズ のスペック紹介
品 番 : DH0248
ラスト : PFラスト(アジアラスト)
価 格:13,200 円(税込)
サイズ : 24.5 – 32.0 cm
重 量 : 360 g(26.0cm)
アッパー : メッシュ状アッパー
前足部はメッシュのアッパーになっており、PFラストも相まってかなり足入れしやすいモデルで、足馴染みも良さそうな印象です。
中足部にはシューレースと連動したバンドによって、しっかりと足を支えてくれる作りになっています。
そして実際に履いてみてすごく良く感じた部分は、シュータン周りのフィット感の良さです。
「サポートウィング」と説明されていますが、シュータンと一体化したサイド部分(シューレースを通す穴も複数設置されています)でしっかりと足をホールドしてくれるので、シューレースを締めた際のフィット感がすごく良いです。
2段ハトメ(ダブルアイレット)で結ぶとフィット感が増して良かったです。
ミッドソール(クッション材) : ZOOM AIRユニット
ズームエアユニットが足裏の中央部分に配置されています。
実際に足を入れてみても、前足・後ろ足部分にしっかりとクッション性を感じます。
フィット感に関わってくる部分ですが、ナイキのシューズには珍しくインソールがしっかり足の形に作られていました。
ナイキ(ジョーダン)のシューズでは真っ平になっていることが多いのですが、このシューズはインソールしっかりと形取られているので、履いた時に土踏まず部分までしっかりとサポートしてくれる感じがあります。
アウトソール : XDRソール
アウトソールの素材はPFモデルには定番のXDRを採用しています。
母趾球まわりの地面を蹴る部分にはヘリンボーンパターンを採用しており、周りには波型のウェーブの形状を採用しています。
ヘリンボーンパターンは定番の意匠ではあるのですが、このシューズに関してはイマイチな印象でした。
ウェーブ状の部分のグリップが効くのかが微妙で、少しスベってしまう印象がありました。
このシューズでステップバックのシュートが打てるのかが若干不安になりました。
シューズレビュー
かかとチェック
ヒールパーツがしっかり機能していて、硬くあって欲しい部分がしっかり硬くできています。
ナイキのシューズでは珍しくしっかりできていました。
前足部屈曲性チェック
前足部の屈曲性は硬めにできています。でも、実際に足を入れてみるとそこまでの硬さは感じなかったので、実際に足を入れてみて体感してみてください。
試し履きチェック
実際に試し履きをしてみました。
上に書いたように、フィット感がすごく良く、合わせてクッション性も感じます。
アーチサポートというか、足全体をサポートしてくれる印象があるのはジョーダンシューズの中でも珍しいのではないでしょうか。その点にはなかなか好印象でした。
ただ、グリップ性が効くのかどうかは不安なところがあるので、その点だけが気にかかります。
ぜひシューズ選びの参考にしてください。
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