シューズのサイズが合っていても履き方を間違っていると最大限自分の力を発揮することができなくなってしまいます。
ここではバスケットボールシューず正しいシューズの履き方をご紹介します。
正しいサイズの選び方
シューズ選びをする際は、自分の足のサイズを把握する事が重要です。
最近はどこのお店でも足の大きさ、幅などを測ってくれると思います。
場所によっては足の圧力やバランスなどを見てくれるところもあります。
ぜひそういうところを利用して自分の足のサイズを把握しましょう。
自分の足のサイズを把握した上で、実寸から0.5 – 1.0cm大きいサイズを選びましょう。
走ったり・ジャンプから着地をしたりする時、土踏まずが伸びることで衝撃を緩和してくれます。
その時に余裕がないと足の爪を殺してしまうことの原因になります。
大きすぎてもダメですが、少し余裕のあるサイズを選びましょう。
シューズに詳しい方は「捨て寸」という言葉をしっている方もみえると思います。
バスケットシューズにも捨て寸はありますが、それを考慮しても0.5 – 1.0cm大きなシューズが良いと思っています。
捨て寸については以下の記事をご覧ください。
中高生の親御さんは「すぐ大きくなってしまうから」と大きすぎるサイズをお求めの方が多くいます。
バスケットボールは激しい動きが求められるので、ケガに繋がったり、シューズが壊れてしまったり、と結果として良くないことがほとんどです。
今の足にあったサイズで履いていただきたいです。
シューズの形で、幅広のモデル・細身のモデルがあるのでそれも考慮して選びましょう。
シューズの正しい履き方
ここからは正しいシューズの履き方を解説していきます。
まずシューズの紐は全て緩めます。
※ヒモを結んだまま、また緩めずに履くのは良くありません。
そういう場合はかかとを潰して足を入れてしまうことがあり、シューズの性能を失わせてしまいます。
足を入れてかかとを合わせます。
かかとの下ではなく、かかとの後ろ面(アキレス腱の下の部分)をシューズのヒール部分に合わせるようにトントンと合わせます。
※シューズはかかとがベースとなって作られています。
走る時・飛ぶ時はかかとが中心となって力がかかるためです。
なので、シューズと足(かかと)が合っていることが重要です。
下から順番にヒモを締めていきます。
したからシューレースホール2〜3つ分はそこまできつく締めなくても大丈夫です。
シューズのサイズが合っていればシューズの中で足がずれてしまうことはほとんどありませんし、逆に強く絞めすぎてしまうと足の甲を圧迫してしまい良くありません。
「ここをきつく結ばないとフィットした感じがしない」という方は、そもそもシューズのサイズ(長さ・幅・高さ)が合っていない可能性があります。
一度サイズの見直しをしましょう。
それから紐を結んでいきます。
※より足にフィットさせたいひとにはここで紹介するダブルアイレット(二段ハトメ)がオススメです。
ふつうであれば対角の穴に紐を通していくところですが、同じ方向のお外から内に紐を通して、輪を作ります。
できた輪の中に反対側の紐を通し、横(後ろ)に引っ張ります。
※上(自分の顔の方)に引っ張ってしまうと、輪っか部分の紐が緩くなってしまうので、注意
あとは普通ちょうちょ結びで完成。
立ってみて、MP関節(親指の付け根と小指の付け根)のフィット感、履き口のフィット感をチェックしてください。
締め付けられるような感じがなく足指をしっかり動かすことができるか、やくるぶしが変なところに当たらないかを確認してください。
※試し履きする際の注意点としてバスケ用のソックスを着用しましょう。
サイズを変えないといけないほど違うわけではないけども、着用感が変わってきます。
また、必ず両足とも履きましょう。大抵の人が左右の足のサイズに違いがあるため、両足ともシューズを履いて確認しましょう。
すわってシューズを履いても大丈夫なのですが、可能であれば立ってシューズを履いてみましょう。
立つと体重がかかって足の大きさも変化がでます。立った状態でヒモを結ぶことができれば、より足にフィットさせることができます。
以上、正しいシューズの履き方でした。
自分の力を最大限発揮するためにも、正しいシューズの履き方を身につけましょう!
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