シューズの概要紹介
チャンピオンはリングで生まれる。ダミアン・リラードは、その想いをハードウッドコートにぶつける。デイムとアディダス バスケットボールのコラボレーションによる今季のシグネチャーシューズは、リラードが子どもの頃から、そしてオフシーズンの激しいトレーニングのなかでも育んできたボクシング愛をフィーチャー。勝負が拮抗するタフな試合に備えた作りで、かかとの”Knockout Champ”の文字入りバッジが、デイムのハードワークが実を結んだことを対戦相手にわからせるサインになっている。
(アディダス 公式サイト)
デイミアン・リラードの前作のシグニチャー「DAME 7」のレビューはこちらを。
デイミアン・リラードとは?
Embed from Getty Images1990年生まれで、アメリカ合衆国のカリフォルニア州出身のバスケットボールプレイヤーで、2021年現在は、ポートランド・トレイルブレイザーズに所属しています。
大学では4年間プレーしたのち、2012年のドラフトでブレイザーズに指名されNBAプレイヤーとなっています。
ポジションはPGとしてプレーすることがほとんどですが、得点力もありSGとしてもプレーをするいわゆる「コンボガード」の一人と言えます。
シューズ のスペック紹介
品 番 : GY0383
ラスト : グローバルラスト
価 格:15,000円(税込)
サイズ : 24.5 – 31.0 cm
重 量 : 370 g(26.0cm)
アッパー : テキスタイルアッパー
前作に引き続き、アッパーはメッシュ状のテキスタイルアッパーを採用しています。
軽量で足入れのしやすさを感じます。
グローバルラストで幅は少し狭めなので、足が合うかのチェックが必要です。
かかと部分はインナーがついており、かかと部分のフィット感が高まるようになっています。
また、シューレースホールの一番上部分は、弁のような構造になっているので、紐を締める時は締めやすく、緩みにくい作りになっています。
(逆に言うと、脱ぐときは紐が緩みにくいのでちょっと脱ぎにくいかも…)
ミッドソール(クッション材) : Bounce Proミッドソール
前作までのライトストライクではなく、バウンスをアップデートさせたバウンスプロミッドソールを採用しています。
(アディダスのランニングシューズではライトストライクをアップデートさせたライトストライクプロというミッドソールが使われているものもありますが、デイム8には採用されず…バスケットボールシューズに採用されるのはしばらく先か…)
画像の紫色の部分がバウンスプロ、その上の黄緑色部分がバウンス(おそらく)と、ミッドソールが2層構造になっています。
2層になっているせいなのかわかりませんが、結構な硬さを感じました。
ライトストライクはもう少しフワっとした印象があったので、前作とは履き心地がかなりかわっています。
アウトソール : ラバーアウトソール
ラバー素材のアウトソールで意匠はヘリンボーンに近い形になっています。
内側と外側で異なる硬さのラバーを使用することで、しっかりとグリップが効くようになっています。
グリップに関してはかなり良くなっている印象です。
使い続けてもこれが維持できるのであれば、かなり良いのではないでしょうか?
シューズレビュー
かかとチェック
かかと部分の作りはそれほど硬くなかったです。
フィット感が良いだけに、もう少しかかと部分が硬くできていたら安定感が増すのに…と感じました。
前足部屈曲性チェック
ミッドソールのところで少し書きましたが、硬いです。カチカチです。
一般の人ならまだしも、学生はしっかりと体のできている人じゃないと履きこなすのは難しいかもしれません。
試し履きチェック
シューズに足を入れた印象として、ラストは若干細めであるものの、かかと部分やシューレースの作りが改善されており、フィット感はすごく良くなっていると思います。
ただ、ミッドソールが硬い!
履いた印象も板の上に立っているような感じでした。
硬くてしっかりとしたシューズが好みの人には良いかもしれませんが、ほどよいクッショニングを求めている人にはあまり向かないかもしれません。
シューズ自体の作りにはそれほど癖はなく、すっきりとした印象なので足入れはしやすいですが、クッションの感じで好みが分かれそうな印象がありました。
ぜひシューズ選びの参考にしてください。
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