ニューバランスの中でクッション性が重視されているモデルが「フレッシュフォームBB」です。
NBA選手も多く着用するフレッシュフォームBBがリニューアルされました。
早速スペックを見ていきましょう。
前作のレビューはコチラ
シューズの概要紹介
Fresh Foam BB v3 は、試合中ずっと選手たちがフレッシュかつ快適でいられるように作られた、革新的なシューズです。 この進化したデザインは、デュアルデンシティのクッションを、フルレングスの Fresh Foam X ミッドソールに組み込んでいます。 超軟らかなセンター部分は周囲が硬めのフォームで囲まれ、最上級の快適さをもたらします。また、ミッドフットの TPU プレートは推進力と爆発的な力をサポートし、素早い横方向のカットを可能にします。 アッパーには軽量で通気性に優れたメッシュが使用され、ゾーン別の 3D プリントと共に、画期的なホールド感を提供します。(ニューバランス公式サイト)
シューズ のスペック紹介
品 番 : BBFRSNV3
ラスト : レギュラーラスト(2Eラスト)
価 格: 20,900 円(税込)
サイズ : 25.0 – 30.0 cm
重 量 : 380 g(27.0cm)
アッパー : メッシュアッパー
アッパーにメッシュを使用することで軽量性や通気性を担保しています。
必要な部分には人工皮革を使用し、安定性や耐久性はしっかり確保しています。
前作のスウェードのようなアッパーと比べたら大分印象は変わりましたが、この方がバッシュの機能的にはこちらの方が良いと思います。
紐は太めで丸紐を使っていて、シューホールの数は少なめです。
「紐が太い」「シューホールが少ない」シューズはフィット感が悪くなりがちなので心配な部分ではありましたが、実際に足を入れてみるとそうでもありませんでした。
下記に試し履きレビューがあるので、そちらも参考にしてください。
ミッドソール(クッション材) : Fresh Foam X + TPUプレート
ミッドソール素材にはフルレングスでフレッシュフォームXを使用しています。
このバッシュの名前にもなっているとおり、このミッドソールがこのシューズの売りとなっています。
フレッシュフォームは衝撃吸収性に優れた素材で、やわらかな履き心地と足馴染みの良さがと特徴です。
中足部にはTPUの補強パーツが設置されているので、横の動きに対しての安定性も確保されています。
前作はミッドソールが厚くクッション性が良いものの、厚底シューズ感で横への安定性が少ないように感じるところがありました。その点を改良してくれています。
アウトソール : ラバーソール
アウトソールのパターンは定番のヘリンボーン(山型)パターンを少しなだらかにした波型です。
半透明のソールに透けて見える青色の部分にTPUプレートが搭載されており、それがねじれ防止の機能を発揮してくれます。
粘着のあるアウトソール素材でしっかりとしたグリップを提供してくれます。
試し履きチェック
試し履きをして見ました。
前足部分はE〜2Eラストで足入れもしやすいモデルなので、実寸から 0.5〜1.0cmで十分に履けます。
シューレースが太いシューズは締め付けが弱くなりがちでフィット感が心配だったのですが、アッパー素材のやわらかさやシューレースが丸紐になっていることもあってか、優しく包み込んでくれるようなフィット感を感じました。
もう一つの心配な点は、ミッドソールの高さです。
クッション性が良いシューズはミッドソールが厚い分、厚底シューズのようになり左右の安定性が不安になることが多く、個人的には前作のフレッシュフォームもそのきらいがありました。
ただ、今作はそのミッドソールの厚さと安定感のバランスが改良されているように思います。
クッション性能は保ちつつ、ステップを踏む際にも安定感に不安感がなく、思いっきりプレーができます。
前作よりかなりアップデートされており、良いシューズになっていると思います。
シューズ総評
いかがでしたでしょうか?
個人的にはかなり高評価なシューズです。
クッション性が特徴のシューズですが、全体のバランスが良く、性別やカテゴリーを問わず履いてもらえるシューズだと思いました。
みなさんのシューズ選びの参考になれば幸いです。