抜群の身体能力とセンスでNBAでも圧巻のプレーを披露するジャ・モラント。
そんな彼の第2弾となるシグニチャーシューズを紹介していきます。
前作のレビューはコチラ
シューズの概要紹介
ジャは宙を舞うアーティスト。そんな彼が走り出したら、次は得意のダンクを決めて世間を沸かせる展開になることがほとんどです。 この特別なジャ 2には、アイコニックな爪痕のようなデザインをあしらいました。ハイレベルなスラムダンクと、チャンピオンシップに導く存在としてポイントガードのジャを抜擢したチームへの敬意を表しています。 全体的に軽量化されたデザイン、Air Zoomクッショニング、トラクターに着想を得たトラクションで、気骨あふれるプレーにふさわしいシューズに仕上げました。 耐久性抜群のXDRアウトソールが、屋外コートで優れたトラクションを発揮します。(ナイキ公式サイト)
※いくつかモデルによって価格の違い等ありますが、基本的には同じスペックとなります。
シューズ のスペック紹介
品 番 : HQ1760 他
ラスト : EPラスト(アジアラスト)
価 格: 14,630 円(税込)
サイズ : 23.0 – 31.0 cm
重 量 : 330 g(27.0cm)
アッパー : メッシュアッパー
アッパーは通気性を確保するためにメッシュ素材を採用。
親指部分側にもエンジニアードメッシュを採用し、さらなる通気性を確保しています。
アッパーを軽量メッシュにすることで、シューズがかなり軽くもなっている印象。
前足部の屈曲性の柔軟性も意外とあり、足入れも良い履き心地です。
ミッドソール(クッション材) : Air Zoomユニット
前足部分にはエアズームユニットを搭載しています。
このエアズームユニットがジャの爆発的な瞬発力を支えています。
しっかりと蹴り出すことで反発力を得られるので、ダッシュやジャンプで加速力を提供してくれます。
ただ、シューズの軽量化のために土踏まず部分のミッドソールを削っています。
そのためミッドソールは少し薄めの印象。
「サポート性は落ちていない」とのことですが、若干の不安は残ります。
アウトソール : XDR アウトソール
日本モデルはXDRのラバーを使用しています。
アウトソールパターンはトラクターのタイヤからオマージュしているそう。
ただ、アウトソールの溝は浅く、グリップには少し心配が残ります。
試し履きチェック
試し履きをしてみました。
EPラストで、そこそこ前足部分にゆとりがあるので +1.0cm のサイズで十分自分は履くことができました。
上記したように、前足部の屈曲性もあるので「意外と履きやすい」というのがこのシューズの第一印象でした。
シューズを軽量化させているので、シューズのクッション性には少し物足りなさを感じました。
良くも悪くも「軽くてシンプルな作りのシューズ」というところです。
NBA選手のシグニチャーシューズという立ち位置ですが、クッション性・安定性は弱めなので、体の大きなプレーヤーや体重のあるプレーヤーは注意が必要です。
屈曲性はそれなりにあるので、女性など体の小さなプレーヤーでも履けそうです。
ただ、グリップに関してはそこまで良さは感じなかったのでそこもあらかじめ注意をしてください。
シューズ総評
いかがでしたでしょうか?
ナイキのバッシュでは3万円近いものもある中この価格のシューズなので、そこまで期待をしていなかったですが、そこそこの作りのシューズという印象です。
価格相応のシンプルなシューズという感じでした。
「軽くてクッション性がある」という面で、TATUM3 と似たような感じですが、フィット感が良い分こちらの方がまだおすすめできるかもしれません。
みなさんのシューズ選びの参考になれば幸いです。