今回はスケッチャーズのバッシュを紹介していきます。
スケッチャーズはアメリカのブランドですが、最近ではスニーカーをはじめとして日本でも認知度を広げてきています。
そのスケッチャーズにおいて、バスケカテゴリーの顔になっているジュエル・エンビードのシグニチャーシューズを今回は取り上げます。
気になるスペックを早速見ていきましょう!
シューズの概要紹介
ジョエル・エンビードのようにコートを制する、Skechers Basketball™(スケッチャーズ バスケットボール):SKX JE1™。エンビードのプロ入りまでの非凡な道のりと、巧みさとアグレッシブな動きを兼ね備えた独自のプレースタイルにインスパイアされたシグネチャーのロートップモデルです。通気性に優れたメッシュアッパーに、3Dプリントによる保護機能付きハプティックロックダウンケージを搭載し、Goodyear® Performance Outsole(グッドイヤー パフォーマンスアウトソール)まで連動する立体構造を実現。ヒールには、ジョエルの人生の柱「ヘリテージ・スポーツ・家族」を象徴する3つの特徴的なポイントを配し、一歩一歩に意味を込めています。反応性に優れた5GEN®(ファイブジェン)クッショニング、ジョエルの「Miniature Géant」ロゴを配したサポート力のあるArch Stability™(アーチスタビリティ)ソックライナー、成形Move Foam™(ムーヴフォーム)インソール、さらに方向転換する際の初動の安定性を高める内部シャンクを搭載。コートでのピークパフォーマンスを追求したデザインです。(スケッチャーズ 公式サイト)

(引用:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000054.000074058.html
シューズ のスペック紹介
品 番 : 253030
ラスト : グローバルラスト
価 格: 19,690 円(税込)
サイズ : 25.0 – 32.0 cm
重 量 : 400 g(27.0cm)
アッパー : ハプティックロックダウンケージ

3Dプリントによって設計されたダウンケージが放射線状に走っているデザインとなっています。
これによってフィット感、安定感を向上させています。
デザインとしてはアウトソールまで連動した統一感があります。
アッパー・タンとメッシュの素材で、通気性や足触りの感触も良いです。
ラストは少し細めの印象。
幅自体はそれほど細く感じませんが甲が少し低くなっているので、それによって若干タイトな印象はあります。
ミッドソール(クッション材) : 5GEN フォームミッドソール

ミッドソール素材には、スケッチャーズの独自の素材である5GEN(5ジェン)ミッドソールが採用されています。
このバッシュに限らず、スケッチャーズ独特のやわらかな履き心地を生み出しているのがこの5GENという素材です。
軽量で反発力があるのがこの素材の特徴です。
ミッドソールだけではプレーヤーの体重に負けてしまうため、内部にトーションシャンクも搭載されており、これによって安定感が提供されるようになっています。
アウトソール : GOODYEAR®パフォーマンスアウトソール

アウトソール素材には防滑加工がされたグッドイヤーラバーが採用されています。
グッドイヤーはタイヤをはじめとしたゴムで有名なメーカーです。
アウトソールのパターンは、アッパーと連動するような放射線状の意匠を採用しています。
縦横にパターンが走っているため、前後・左右の動きにしっかり対応に、プレーに安定感を提供してくれます。
ラバーの素材と相まってしっかりとしたグリップが期待できます。
試し履きチェック

実際に試し履きをしてみました。
まず、スケッチャーズというブランドが伸びてきた理由として、良くも悪くも「他メーカーを真似る」ことで大きくなってきたという背景があります。
アパレルで言うと、ZARA や H&M などのブランドは高級ブランドに似た商品をより早く出すことで存在感を出してきたと言われています。
スケッチャーズはそれのシューズ版と言えます。
そのため、バッシュに限らずそれなりのクオリティのシューズを作っています。
そういった過程の中で技術をどんどん伸ばしてきてできたのがこのバッシュと言えるかもしれません。
実際に足を入れてみました。
見た目とは裏腹にそこまでゴツさの感じない、シンプルな履き心地でした。
アシックスなどと比べると若干タイトさが気になるものの、実寸 +1.0cm で履くことはできました。
ヒールカップも固めで、かかとの収まりもしっかりしていました。
ミッドソールも前足部の反発力をしっかり感じます。
インソールに少し厚みがあり柔らかすぎるのが気になったので、自分の場合はシダス インソール に入れ替えて着用しました。
前足部の屈曲性も硬すぎず履きやすいシューズになっていると思います。
ただ、良くも悪くも尖った特徴のないシューズと言えるかもしれません。
こんなプレイヤーにオススメ
○ 体格のしっかりとした男性プレーヤー
エンビードのモデルということで、ある程度体格のあるプレーヤー向けに作られているシューズです。
前足部分の反発性がより感じられるシューズなので、空中戦で争いたいプレーヤーに履いてもらうのが良いでしょう
シューズ総評
いかがでしたでしょうか?
シューズの作り自体は及第点で、2万円弱の価格を出すだけのクオリティはあると思います。
手にとってみても良いシューズのひとつだと思います。
みなさんのシューズ選びの参考になれば幸いです。
