シューズの概要紹介
2022.1.6 にやっと今シーズンのデビュー戦となったカイリー・アービングのセカンドシグニチャーシューズがこの「カイリーフライトラップ」です。
いわゆる選手モデルである「シグニチャーシューズ」のテイクダウン(機能を少し落とすことで価格を抑えて販売しているモデルのこと)にあたります。
そのフライトラップの第5弾シューズです。
カイリー・アービングとは?
Embed from Getty Images1992年に生まれたバスケットボールプレイヤーです。父親がオーストラリアのメルボルンでプロバスケットボールプレイヤーとして活躍していた関係上、オーストラリアで生まれていますが、国籍はアメリカ合衆国となっています。
高校時代から頭角をあらわし、名門のデューク大学へ進学します。
大学では1年間だけプレーしたのちNBAへアーリーエントリーし、NBA選手としてのキャリアをスタートさせました。
アービングのプレースタイルは?
PG(ポイントガード)として出場することが多いですが、比較的パスよりも得点を重視するようなプレースタイルなので、SG(シューティングガード)もこなすコンボガードといえます。
得点をとる能力が高く、外からのシュート、内へ切れ込むプレーなどどこからでも得点をとることができます。
ドライブをして切り込む際にシューズの側面を使ってグリップをする動きが特徴的で、シグニチャーシューズはそういったカイリーの動きを最大限サポートするような作りになっています。
Embed from Getty Imagesそれではシューズのスペックを見ていきましょう。
シューズ のスペック紹介
品 番 : DC8991
ラスト : アジアラスト(EPラスト)
価 格:12,100 円(税込)
サイズ : 24.0 – 31.0 cm
重 量 : 305 g(26.0cm)
アッパー : メッシュアッパー
前足部分はメッシュ素材をしようしており、通気性が良くなっています。
MP関節まわりは補強がされているため、屈曲して一番消耗しやすい部分の耐久性が上がっています。
ベロとシューレースの間に白と赤のバンドがクロスして搭載されており、足を入れた際のフィット感が良くなるようになっています。
EPラスト(アジアラスト)ですが、MP関節部分から足の甲にかけては若干タイト(細め)の印象です。
ミッドソール(クッション材) : 前足部 ZOOM AIR
前足部分にズームエアが搭載されています。
ミッドソールはファイロンですが、かかとも含めて全体的に薄めです。
薄めが故に、前足部のズームエアをしっかりと感じられます。
アウトソール : XDRソール
ソールの素材は、室内・屋外でも使えるXDRのソールになっています。
山型のヘリンボーンをなだらかにした流線型の意匠です。
ソールは前から後ろまで繋がっているフラットソール を採用しています。
ミッドソールが薄いことも相まって、地面をしっかりと蹴るのを感じられます。
シューズレビュー
かかとチェック
ヒールパーツなどかかとを安定させるようなものは付いていません。
さわってみるとくにゃくにゃです。無駄なパーツを削いで、軽量性重視ということでしょうか?
前足部屈曲性チェック
手で曲げてみる分には少し硬く感じます。
が、ミッドソールが薄めなので実際に履いてみるとそこまでの硬さは感じません。
試し履きチェック
足を入れてみての第一印象は「軽い!」です。
形は自分の足にあまり合っていない感じでしたが、かなりの軽さを感じました。
上記した重さは、アシックスのゲルフープよりも軽くなっています。
ミッドソールが薄いので、それで重量は軽くなっている要因かと思います。
ただ、軽いことは絶対的に良いことでもないので気をつけてください。
シューズの重さに関しては、以下の記事を参照してください。
このシューズに関しては、とにかく軽さに特化して作られた印象があります。
アッパーも薄くなっているのが履かずともわかります。
そのため、耐久性や安定性はあまり期待ができません。
値段はそれほど高くなく手頃なので、一般の方のファンプレーヤーは手に取ってみても良いかと思います。
シューズ選びの参考にしていただけたら幸いです。
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