シューズの概要紹介
トレイらしいユニークなスタイルを表現する、アディダス バスケットボールとトレイ・ヤングのシグネチャーシューズ、トレイ ヤング1が登場。アジリティ、コントロール、快適さを提供する一足。彼のシグネチャーシューズ第一弾となるこのコレクションの各色は、彼の独特なスタイルと個性がインスピレーション源。また、アディダス バスケットボールシューズ自慢の技術も採用している。(アディダス 公式サイト)
アトランタ・ホークスに所属しているトレイ・ヤングのシグニチャーシューズ第一弾です。
アディダスと契約はしていましたが、今まで既存のシューズを着用していました。
今回は待望のシグニチャーシューズということになります。
以前プレレビューをしましたが、今回は商品が手に入ったので、商品をもとに解説していきます。
トレイ・ヤングとは?
トレイ・ヤングは1998年生まれテキサス州出身のバスケットボールプレーヤーで、2018年のドラフトで全体5位でダラス・マーベリックスに指名され、その後すぐに全体3位のルカ・ドンチッチとのトレードでアトランタ・ホークスに移籍をしています。
高校時代から得点力には定評があり、オクラホマシティ大学に進学時には1年目から得点王とアシスト王を獲得するほどの選手でした。
鋭いドライブや3ポイントラインよりさらに離れてシュートを打つようなプレーが特徴の選手です。
「 TRAE YOUNG 1 」はそんなトレイ・ヤングの足元を支える1足になっています。
シューズ のスペック紹介
品 番:H6899
ラスト : レギュラーラスト
価 格:15,400 円(税込)
サイズ : 25 .0 – 30.0 cm
重 量 : 400 g(26.0cm)
アッパー : レザーアッパー・モノソック構造
合成素材のアッパーに、ベロア生地のような合成繊維が補強パーツとしてつま先部分、サイド部分に設置されています。
あとはアッパーとベロ部分が一体化したモノソック構造になっているため、足が合えばかなりフィット感が出るような作りになっています。
シューレースもおまけ程度にしか付いていません。
ヤングがそれまでに履いていた、モノソックのシューズである「ネクストレベル」の影響を感じます。
シューズには付属して、変えの丸紐がついています。
ストッパーもついていることを考えると、紐でひっかりと止めるということよりもスリッポンのように履いてストッパーで止めてくださいね、という意味のようにも感じます。
ミッドソール(クッション材) : LIGHTSTRIKE +BOOST
アディダス独自の素材で、軽量かつ反発力のあるライトストライクミッドソールと、反発力に定評のあるブーストクッションを採用しています。
ライトストライクかブーストかどちらかだけしか使っていないシューズも多い中で、この2層構造は着用する選手への期待も伺えます。
足を入れてみてもしっかりとクッションを感じられます。
アウトソール : ラバーアウトソール
前足部は山型のヘリンボーンパターン、後足部は同心円のパターンを採用しています。
全方向へのグリップに対応しており、トレイ・ヤングのような細かく速く動くプレーヤーに適した配置になっていると思います。
シューズレビュー
かかとチェック
かかと部分はヒールパーツや芯も入っていないので、くにゃくにゃでした。
スリッポン構造でシューズのフィット感にも影響が出てくるので重要ポイントです。
かかとを安定させて体も安定させる、という機能に関しては少し弱めかなと言う印象です。
前足部屈曲性チェック
アッパーやシューズ全体の印象からはわからないくらい、カッチカチに硬いです。
ヤングの運動量を考えると、これくらい剛性が強くないといけないのかなと感じます。
「ヤングと同じガードポジションだから…」と体の小さいガードプレイヤーが安易に手を出してはいけないシューズかなと思います。
試し履きチェック
幅はレギュラーラストで甲部分は比較的高めに(ゆとりが多く)作れられているので、スリッポンタイプですが足入れはしやすかったです。
ただ、履きやすい一方で脱げやすくもあります。
自分にはかかと部分が合わず、シューズがかかとからすっぽ抜けてしまいました。
上記したように、クッション性は申し分ないです。
なので、試し履きをしてみてフィット感がしっかりくるようであれば履いてみてもよいと思います。
なかなかサイズ選びの難しいシューズだなと思いました。
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