2021-22 シーズンは出場がなかったですが、実力は折り紙付きのザイオン・ウィリアムソン。
ザイオンのシグニチャーシューズ第2段を見ていきましょう。
前作「 ZION 1 」のレビューはコチラ
シューズの概要紹介
ザイオンのためにデザインされ、あらゆるレベルのバスケットボールプレーヤーのために作られたシューズで、新次元のスピードとパワーを発揮しよう。 足の甲部分の調節可能なストラップで足を固定し、硬めのミッドソールでハイスピードのプレーをサポートします。 幅広のアウトソールで、屋外コートでのプレーに適した抜群の安定性を実現。 前モデルよりもAirクッショニングを増量しているので、簡単にジャンプし、柔らかく着地できます。(NIKE公式サイト)
ザイオン・ウィリアムソンとは?
2000年にアメリカ・ノールカロライナ州出身のバスケットボールプレーヤーです。
高校生の頃から頭角を現し、名門デューク大学へ進学をします。大学でも記録に残るような活躍をし2019年のドラフトへアーリーエントリーします。
2m近い身長に130kgの体格を持ち合わせるプレーヤーで、その体格には似合わずスピードや跳躍力を最大限生かしたプレーが持ち味です。
デビューしてから2年目となる、2020-21シーズンにはリザーブながらオールスター出場。
平均 27.0 ポイント、平均リバウンド 7.2 本 と驚異的な数字を残しています。
2021-22 シーズンは足指の骨折で全休となり、復帰が待たれるところです。
さて、1 からグレードアップした「 ZION 2 」のスペックを見ていきましょう。
シューズ のスペック紹介
品 番 : DM0858
ラスト : PFラスト(アジアラスト)
価 格:13,200 円(税込)
サイズ : 24.5 – 32.0 cm
重 量 : — g(26.0cm)
アッパー : 耐久性のある合成皮革
前足部分にメッシュが使われていますが、多くは厚めの合成皮革で構成されています。
耐久性のあるアッパー素材に加えて、ストラップも搭載しています。
このストラップにより、サイドステップをしてもブレることなくハードな動きに対しても安定感が増します。
ミッドソール(クッション材) : Zoom Air + Air Strobel ユニット
かかと部分には大きめのエアストロベルユニット、前足部分にはエアズームクッションが搭載されています。
クッション性の役割である、衝撃吸収性・反発性に優れたモデルになっています。
ザイオンほどの体格を持った人でも満足できるクッション性能を持っていると言えると思います。
アウトソール : ラバーアウトソール
耐久性のあるゴムのアウトソールを採用しています。
足の中心部分はザイオンのロゴをあしらった意匠になっており、それ以外の部分は直線をベースの意匠になっています。
縦方向に溝が掘られていることで、横の動きに対してのグリップが期待できます。
シューズレビュー
かかとチェック
上記してきているようにかなり「安定感」に振って作られてるシューズのため、かかと部分もしっかり作られています。
おおげさなヒールパーツはついていないものの、多層構造で固くできています。
かかと部分の安定が体の安定につながっていくので、そういった部分が考えられていると思います。
シューズ総評
大学時代に PG3 をぶっ壊した印象の強いザイオンですが、このシューズではそんなことはよっぽどないと思わせるだけしっかりできているシューズだと思います。
デザイン的にもそこまで突飛なものでもなく、シューズの作り自体も履きやすくなっています。
ただ、安定性が高いということは、硬くて思いことも意味します。
なので体の小さいプレーヤーや女性プレイヤーにはあまり向きません。
それと、流通量がかなり少ないので簡単に手に入れられるシューズではないかもしれません。
その点だけ気をつけてください。
シューズ選びの参考になれば幸いです。